土曜日は、久しぶりに金沢区の輸入材木屋さんのミハマ通商さんの展示会に顔をだしました。ミハマ通商さんとはお互い先代からのお付き合いで、それこそ家族ぐるみで大変お世話になっております。
チーク材やカリン材など良く取り扱っておりますので、この日も良材をしっかりとGETしましたが、それ以外の展示で便利な接着剤の説明を受けました。
海外メーカーですが、実は工場は平塚にあるので国産品です。何だか安心です。弾性が大きな接着剤なので下地や仕上げとの馴染みが良く、コンクリートなどの下地にも無垢フローリングが直接張れるとのこと。一般的な櫛引接着剤塗布のほか、三角形状に塗布して、不陸を調整できる工法も教えていただきました。
また、とても広い面積の床工事に便利な道具もありました。たったままの姿勢で接着剤塗布ができます。残念ながらこちらは海外生産とのことでしたが、これから大型の木造建築、内装の木質化が本格化する中でニーズは高まりそうですね。
阪神淡路大震災から今日で20年が経ちました。私は震災当日は大学2年生で埼玉県で一人暮らしをしておりました。震災の早朝の時刻、同級生宅で共同作業で提出する大学の課題を黙々と行っておりました。そして長い周期で揺れる地震でテレビを付けた時に現れたのが変わり果てた街の姿でした。
建築を志して学んでいた時にこのような大災害があったことは私にとってターニングポイントでもありました。今はこうして事業者・実務者として工務店経営を行い、業界団体を通じて一昨年は神奈川県と応急仮設住宅建設の災害協定を締結という経験をさせていただきました。一昨日も県庁にて担当部署の皆様と今後の取り組みについて打ち合わせをさせていただきました。具体的な活動も進んでいきます。しかし平時にできること、やらなければならないことはまだまだ沢山あります。
災害リスクは高まる一方です。日常業務の中でも確実に準備を進めて、産業として地域に必要とされる工務店だけではなく、災害リスク対応としても地域工務店が必要とされるよう強く願っております。
年末年始休みでは皆様にご迷惑をおかけいたしました。本日より通常業務がスタートしております。
昨日は仕事始めで新年会等が行われました。年始業務スタートに当たり、先ずは乾杯です。毎年この時に社員大工が元気な姿を見せてくれるのが私にとって何より嬉しいことです。
干支飾りの前で集合写真。この材料は縁起物として 続きを読む 通常業務スタートです →
月曜日は午後から長野県のJBN連携団体、信州木造住宅さんにお声掛けいただき、セミナー講師を務めて参りました。
会場は松本です。
松本といえば、私にとってドラマ白線流しの舞台なので思い出深い場所です。
写真は私の後にお話をした、新建ハウジングの三浦さんです。
電車の事故で遅刻になった分、私もゆっくりお話をしました。
同世代の工務店経営者の親友、小林創建の小林社長から連絡をいただいたので師走だろうが何だろうが駆けつけます(笑)。 続きを読む 信州木造住宅協会でのセミナー →
いつもお世話になっている、i+i設計事務所の飯塚さんが本を出しました!その名も「間取りの方程式」です。私はあえて愛着の意味を込めて「飯塚本」と呼ばせていただいております♫
i+iさんの設計監理の物件を青木工務店では数多く施工させていただいており、本の中にも青木工務店施工の現場写真が沢山掲載されております。
現場では飯塚さんに、現場毎にコンセプトなどを聞くことも多いのですが、こうやって本になって体系的に説明があると、また違った見え方が浮き出でくるのは不思議なことですね。
社内でも教育本としてとても役立ちそうです。様々な要件を全体的なバランスを取りながら纏める意匠設計から、それを汲み取りながら細かなディテールまでを管理者が現場に反映させられたら最強です。リフォームなどは現場管理者が瞬時に判断する事も求められますので、設計のセンスも鍛えないといけません。
飯塚さんには、沢山本が売れたらご馳走になりたいですね!
業務に追われて中々ブログの更新ができておりませんが、久しぶりに近況報告です(文書だけですみません)。今年も残りは1か月になります。青木工務店の決算は 続きを読む 近況報告 →
本日は、大和商工会議所にて行われている、国土交通省補助事業、住宅省エネルギー技術施工技術者講習の講師で、あすなろ建築工房の関尾社長と参りました。
今年で3期目となるこの事業は、2020年に新築住宅の省エネルギー基準義務化に向けての国交省事業です。現在、新築住宅の省エネルギー基準適合は5割程度、中小工務店、大工の家では2割などと言われております。それを10割にするのですから、途方も無いことなのです。
神奈川県内でも今期も大変多くの場所で開催されております。ここ大和商工会議所会場もその一つで、30名を越える多くの方が受講されています。
折角時間を割いての参加なのですから、皆さんの為になって欲しいので私も関尾さんも熱を入れて説明しています。
この様なつくり手側の地道なスキルアップが、住まい手により良い住まいを提供できるのだと思います。
施工技術者講習の他に、設計者講習も行われているので、両輪で住宅のさらなる省エネルギー化が進んでいきます!
青木工務店では普段から良く利用しているメーカーさんである、衛生陶器で有名なTOTOさんから古部副社長がお見えになりました。めずらしく私も写真に顔を出して記念撮影です。
TOTOさんは積極的かつ好調な海外展開と、リフォーム事業を重視した国内向けと両輪ががっちりと稼働しているイメージがあります。
古部副社長は代表権を持った副社長なので普段は本社で辣腕を振るっているのでしょうか。関西人らしく明るい方でした。
一昨日は横浜ランドマークのTOTO&YKKAPのコラボレーションショールームに行っておりましたが、昨日配布されたYKKAPの月刊誌の今月号には青木工務店が紹介されております。
自分への励ましとエールも込めて、今考えていることを連ねました。一昨日の午前中もとある偉い先生の集中講義を受講(!?)しましたので、頭は更に冴えております。日本の家はまたまた変化の兆しです。
神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」