昨晩から熊本入りをして、本日はJBN次世代の会でJBN連携団体KKN(熊本工務店ネットワーク)さんの中心工務店、エバーフィールドさんと村田工務店さんを訪れました。

先ずはエバーフィールドさんの施工中現場を訪れました。久原社長が家造りの特徴を解説していただいたのですが、とにかく熱い気持ちがとても良く伝わりました。さすが火の国熊本です!
自分が欲しい家を追求したら、各部位の仕様がだんだんと決まっていったとの事です。そして、それに共感してもらえるお客様と仕事ができていることにとても誇りを感じておられている御様子でした。羨ましいですね!

続いて村田工務店さんのゼロエネルギー住宅完成現場を訪れました。左の方が村田社長です。今年で創業98年、4代目という事で同じ4代目としてシンパシーを感じてお話を聞いておりました。
お引渡し当日という大切な日に大勢で押し掛けてしまい、施主様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。でも折角なので施主様にもお話を少し伺いましたが、とても満足されている事を笑顔で仰っておりました。

村田工務店さんの特徴の一つでもある、手刻みを下小屋で見学しました。専属大工を5組編成しているとのことです。そして若手の育成にも積極的に取り組まれておりました。

そうそう、熊本県といえばやはりJBN会員工務店でもある、新産住宅グループ(新産住宅、エコワークス、住まい工房)さんの現場も移動のバスから色々お見かけしました。現場は整理整頓されてビシッとしていてさすがです。

最後はエバーフィールドさんの社屋兼ショールームを見学しました。久原社長を中心に、すぐ近くの地元工務店10社で「熊本工務店の星」というグループ化して、国交省補助事業、地域型住宅グリーン化事業の応募準備を勉強会をしながら進めているそうです。そのバインダー役として流通事業者が動かれているとの事。JBNの目指す地域型工務店の姿のお手本の様な話題が直接聞くことができて、熊本は完璧だなあと生意気ながら感心して聞いておりました。
すっかり刺激を受けて、私も神奈川県での取り組みにますますチカラが入ります。久原社長、村田社長、スタッフの皆さま、お忙しい所誠にありがとうございました!

昨日は横浜を拠点にリノベ専門不動産屋さんとして活動している「BEAT HOUSE」さんの横浜ショールームを訪れました。
BEAT HOUSEさんは2年ほど前に、JBN中古流通ワーキンググループで、関内の事務所に訪問して色々と話を聞いた事があり、それ以降も色々な場でご一緒させていただくことがありました。
今回も業界活動の一環も含め(もちろん、青木工務店としても)、ショールームの責任者も兼ねられている早坂さんと意見交換を交えつつお打ち合わせに行ってい参りました。
続きを読む EAT HOUSEさん横浜ショールームへ →
昨日はJBN次世代の会などでもいつもお世話になっている松永さんの実験住宅の見学会に参加してきました。
マツナガというセルローズファイバー断熱の会社ですが、付帯する換気システムや周辺機器も扱う会社です。 続きを読む パッシブ換気の実験 →
昨日は朝の執務を終えて都内へ移動。東京ビックサイトにて行われている日経グループ主催の建築建材展の見学と、JBN既存改修委員会への出席、夜は新ビジネスの打ち合わせでホームローンドクター淡河さんらと打ち合わせと盛りだくさんでした。

グッドデザイン賞をまとめた展示もありました。賞を受賞した各会社さん、おめでとうございます。 続きを読む 建築建材展にて →
岡山県2日目は、真庭市にある銘建工業さんの本社工場を訪れました。こちらは構造用の集成材のJIS認証メーカーです。

工場で柱や梁の集成材が生産される様子を見学させていただいたのですが、カメラ撮影は一切禁止でアップはできません。 続きを読む 銘建工業さんCLT工場視察 →
昨日から、岡山県にJBN次世代の会できております。JBN岡山県メンバーを含む、岡山県の工務店16社で構成された工務店EXPOの見学です。個性豊かな工務店16社のモデルハウスを展示して、20区画の分譲地に工務店の建物が建てられます。ハウスメーカーの総合展示場みたいですが、最後はこれらモデルハウスも建売住宅として販売されます。

JBN岡山県会長の北屋建設の森下社長から、取り組みの経緯と実績などをお話いただきました。 続きを読む 岡山工務店EXPO →
師走です。スケジュール通りに動いている中で、なかなかブログ更新まで気が回らず。でも、風邪対策をしっかりして毎日元気に活動しております。水曜日は一般社団法人JBN次世代の会に参加していました。
JBNは通称となり、全国工務店協会という名称を全面に出すとのことです。ベタでもわかりやすい方が良い、というのは私は賛成ですが、もう名前の変更はして欲しくないですね。
当日は午前中からJBNマーケット委員会に参加していましたが、こちらも名称がかわり、政策調査委員会になります。インパクトの大きい新たな取り組みがスタートしますが、また時期が来ましたらご案内いたします!

さて、本題に戻ります。国交省の住宅局住宅生産課の木造振興室より内田室長から新たな政策のお話しをいただきました。着任してまだ数ヶ月なので初めての会員も多かったと思います。JBNには10月の全国大会にもご参加いただきました。

この他にも来期の活動計画や、地域連携団体からの情報提供、新たな試みの予告など盛りだくさんでした。
気になったことも。これだけ日本中に住宅が余っていて、国も既存住宅の利用やリフォームを推し進めているにも関わらず、地方ほどその意識が低い事です。知る、聞かされる事で自社の立ち位置なども再認識できますのでありがたい事です。

月曜日は午後から長野県のJBN連携団体、信州木造住宅さんにお声掛けいただき、セミナー講師を務めて参りました。
会場は松本です。
松本といえば、私にとってドラマ白線流しの舞台なので思い出深い場所です。
写真は私の後にお話をした、新建ハウジングの三浦さんです。
電車の事故で遅刻になった分、私もゆっくりお話をしました。

同世代の工務店経営者の親友、小林創建の小林社長から連絡をいただいたので師走だろうが何だろうが駆けつけます(笑)。 続きを読む 信州木造住宅協会でのセミナー →
水曜日でしたが、午後から都内にてJBN次世代の会に参加をいたしました。三重の坂下工務店、坂下社長の段取りでマーケティングの勉強と伝統工芸品を子供向けに商品開発をして販売する異業種の勉強でした。
和える(あえる)という社名の若き女性社長、矢島里佳さんのお話です。日本で培われた伝統工芸品がもっと身近に子供から使ってもらえるように、日々格闘されています。
伝統工芸品が売れない、そしてそれをつくる職人が生活が苦しくなる、そして次を担う職人が育てられず伝統工芸品そのものが無くなっていく。それを食い止めたい、と熱い思いのある方です。

商品の一つを廻していただきました。子供がこぼしにくい器です。内側の縁が2段になっていることで、スプーンですくったご飯がすくい易くなるそうです。
このほかにも、本物の藍染で染めたオーガニックコットンのベビー服や、こぼしにくいコップなど色々あります。いずれも伝統工芸品をつくる職人さんと作り上げた商品です。
更に、破損などした時にもリペアができる体制を作っているので、長く愛用してもらえます。モノ作りからモノを大切にする事で子供にとても良い教育になりますね。

穏やかな佇まいから、しっかりと私達に伝えたい事をお話していただき、みんなですっかり矢島さんのファンになってしまいました。
目黒駅近くに最近店舗をオープンしたので、私も今度行ってみたいと思います!

先日横浜市主催で行われた、木材利用促進の講習会で講師で来られていた安井さんのオススメ本が届きました。

建物に特殊要件がある場合、建築士は法令集を開いて確認してをしますが、独特の言い回し、方々に飛んでいる内容を読み解くにはかなり慣れが必要です。
内装制限と言われる建築の規制に特化したこの本は実例を見ながらかかる法令もわかり、また構造と規模、建物用途からどこまでの規制がかかるのかもわかりやすく一覧表になっていました。
今後は住宅よりも規模の大きな木造建築が増えますので必須の一冊ですね。
神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」