先週の木曜日は朝から横浜へ。神奈川県庁主催の検討部会に、応急仮設住宅建設の協定団体である全木協神奈川県協会の理事としてオブザーバー参加をしました。
神奈川県下のすべての市町村ご担当者が参加しております。
災害救助法が改正され、政令指定都市が救助実施市として県の行っていた業務を移譲できるようになりました。神奈川県でも政令指定都市への移譲を進めているようです。
実は神奈川県は政令指定都市が横浜市・川崎市・相模原市と3つあり全国最多。この先は神奈川県だけでなく3市とも情報共有していくことになります。
また、先行して着工できる仮設建設用地についての討議も進み、私も団体として意見を述べました。
午後からは神奈川県建築士事務所協会が主導で応急仮設住宅建設の配置計画の実務講習が行われました。
先ずは建築士事務所協会が考える作成の手順案が説明されました。
その後5つのグループに分けて、練習用に設定した仮設用地で建築戸数優先のものと、手順案に示されるコミュニティー重視のものとが作られました。
私が参加をしたのは三浦市のグランドでした。ハザードマップなども示され敷地のイメージを付けます。
私はこのグランドに以前訪れたことがあったので、敷地の高低差やインフラの状況など直ぐに想像が出来ました。
またこれまで各所に視察に行った経験をここでも幾つか上げさせていただきました。
市役所の皆さんもしっかりと取り組んでいる様子が感じられました。