昨年の暮れには、深見小学校の30周年記念植樹であった枝垂桜の樹を伐採しました。枯れて危ないという事で、小学校からの依頼の作業です。
抜根まで行うと周りの大谷石の花壇まで壊れておおごとになるので根元で切り、根が腐るのを待ってから撤去する予定で私達は伐採まで行うこととなりました。
しっかりと養生をして作業スタート!
と、その前にお酒、お米、お塩でお清めをしました。立木の伐採はやはりちょっと気になりますよね。
私は合わせて祝詞を奏上し、これまでの御礼を込めました
チェーンソーでなるべく短く枝を切って、安全第一で進めていきます。
枝の断面には菌が入り、また完全に乾いていました。ボキッと折れて児童にぶつかったら危険です。
伐採した樹を工作などに使いたいとう要望もあったので、幹の部分は長めにとりました。
最後に根元を切ります。
普通は切り口で倒す方向を決めて行きますが、今回は切り株の見え方を意識して、横一文字に切ってもらいました。
切り株はご覧の通りです。
数年後に根が腐ると、切り株はぼろっと取れてしまいます。それまでは花壇にすると伺いました。
幹の部分はまだ水分を含んでおり、それなりの重さです。会社に引き上げ、屋根のある乾きやすい場所に置いて自然乾燥させていきます。その後に製材をしておかえりしたいと思います。
前のこの記事にも書きましたが、この枝垂桜の樹を食事した時の30周年実行委員長で当時のPTA会長だったのが、父宏之でした。また、その時の6年生で卒業したのが私で、こんな因果があるのだと思いました。
今回の作業も無事に終えて良かったです。