迫力の基礎配筋

いよいよ本格的始動となったSDA教会棟は基礎配筋工事まで進んでおります。

この大きさになると、さすがにすごい迫力です。

一般的な戸建て住宅の場合、基礎工事の時には建物の大きさが小さく感じられることも多いのですが、基礎でこの大きさだと上棟時には相当な迫力となりそうです。

木造住宅基礎と同じ様な形状の直接基礎では限界の大きさかもしれません。

私も自分の中のある意味の「勘」を養うために、面材詳細計算法を駆使して水平構面を作りながら、耐震等級2を偏心率0.1以内に納めつつ、普段の木造住宅の施工に近い形になる様に設計しました。

木造部分がそうした分だけ下の基礎の配筋に負担がかかっているところもあります。


青木工務店でも木造建築でこれだけの大きさの基礎は初めてではないでしょうか。

トラスやエレベーター部分などアドバイスをいただきながら構造計算を仕上げましたが、とても充実した時間となりました。

今後もこの様な大きさの基礎もどんどん手掛けていきます!