昨日は住木センターにてJBN中大規模木造委員会ですすめている、「木造ロ準耐火建築物1号」用の金物開発の防耐火試験が行われました。
試験体は告示耐火構造の壁に耐火被覆勝ち、床張り負けの納まりで床を構成した形です。
この試験の目的である「耐火性能」から特徴的なのは「放置時間が長い」という事です。
1時間燃焼して放置。
「準耐火構造」ではなく「耐火構造」なので消火活動が行われなくても建物内の収納可燃物が燃え尽き火災が終了した後でも自立する構造が求められています。
試験体内に仕込んだ温度センサーや排気の一酸化炭素センサーのなどで様子をみて結局7時間放置し、水をかけず脱炉して燃焼性状を確認しました。
私は脱炉前の夕方に住木センターに行っておりました。
センサーの温度曲線は不可解な動きもありあれこれと想像を掻き立てます。
やはり実験は面白いですね。
正式な報告は後日ですが、しっかりと成果をあげられる結果になっていると思います。
皆様長時間に渡りありがとうございました!