定期講習という名の修行

今週の火曜日は3年毎の建築士定期講習を受講しておりました。

この定期講習制度が始まって何年経過したのか忘れましたが、おそらくこれまで6回以上は受けていると思います。

講習の最後に終了考査なので気は抜けませんが終日ビデオ講習なのでひたすら進んで行くのでかなりの苦行となります。

内容は業務上重要な事項の他、法改正や最新技術など情報更新の意味合いが強いと思います。

現役で仕事をしていて、JBNからの委員として今後の法改正の内容の討議などの知識があり普通の建築士より触れる機会が多いので私にとってはおさらいというものが多いですが、普段の業務に関わらない範囲のことはやはり参考になります。

2025年の法改正の件はまだ詳細が見えていないのでさらりと触れた程度、次回の定期講習ではガッチリ盛り込まれると思います。

前回の定期講習より木造の内容が多かったのはさすが時代の流れです。

木の説明や特徴など突っ込みたくなる記述がありまだまだ木造の理解は従来の慣習に留まる事が多いようです。

樹種ごとの特徴や木造の環境性能など新たな考えをもっと入れて建築士の知識をより高めてもらいたいと思いました。