全国交流会の二日目は委員会ごとの分科会が行われます。
各委員会の活動内容を会員に直接知っていただく機会です。
今回は8つの分科会が行われました。
どの分科会に参加するかとても悩むのですが、私は分科会参加を第一部は副委員長を務めている「情報調査委員会」、第二部は元委員長の「木造建築委員会」、第三部は「経営対策委員会」に参加いたしました。
参加できなかった分科会は後でアーカイブでも見ることができます。
どの分科会も皆さん興味深く聞いておりました。
情報調査委員会では燃やし系設計事務所の桜設計集団の安井さんには耐震性と同様に火災対策の設計手法を説明いただきました。
火災の発生から材料ごとの熱の伝わり方の違いを説明いただいた後、火事による死亡は技術が向上している現在でも減っていないという衝撃のデータを見せていただき、その中で設計者の計画での工夫で死亡を減らすことはマストだなと改めて気づきました。
その後の木造建築委員会では再び安井さんに登壇いただきJBNで開発した準耐火構造や防火構造の説明と、それらを使用した実例として建設された2つの公共建築物の実例を設計者である香山建築研究所の松本さんにご紹介いただきました。
第三部の経営対策委員会は先進的な取組をしている3社の工務店の自社の紹介をいただきました。
写真の通り皆さん若いです。
佐原さんは手刻み大工力だけでなく地元名産とのコラボ、大橋さんは設計事務所としての尖った部分、喜田さんは徹底的なES経営を教えていただきました。
手法は違えど皆さんはやり地域工務店なのだという根っこの部分がわかって嬉しい時間となりました。
貴重な経験を同業者だから分けていただけるわけで、そんな心意気にも感謝です。
毎回ですが、運営を支えてくれるJBNのスタッフの皆さん、全国の連携団体の皆さん、本当にありがとうございました。