住まいのコンシェルジュ 第341回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日にテーマは「生垣」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は「ベランダガーデニング」についてお話しいたします。お手軽にベランダを空中庭園に。次回もお楽しみに。
マルダイさんの展示会
昨日は午後から外出です。先ずは神楽殿の工事をしている座間神社さんに行ってまいりました。
建て方作業を大工皆で手お越しで行っております。声を掛け合ってチームワーク良く作業を進めておりました。夕方までには野地板を張るまで完了したとのことです。梅雨入り前にこの部分が終わって本当に良かったです!
その後富士市のマルダイさんの展示会に行って参りました。欲しかった材料を一通りそろえることができました。いつもありがとうございます。他にも色々と商品を見て参りました。こちらは秋田杉のボードです。小さな木片を集めているので一見もろそうですが、曲げられるほどしっかりと作られておりました。材料を見ながら、利用方法のアイディアが浮かんで来たので試しに購入してみました。何ができるかは、またお楽しみに。
こちらも同じ会社のもみ殻ボード。あきたこまちのもみ殻を固めてボードにしております。断熱材を想定したようでしたが、プレスをする際に着色をした材料を入れたり、モミジや土筆などをあしらったりすることで独特の雰囲気のあるものに仕上がっておりますね。
こちらは富士山を描いたふすまです。違う種類の木を上手に使って自然な色合いの富士山になっております。ここまで製作期間は10か月とのこと。まだ未完成なのだそうです。しばらく見入ってしまいました。
マルダイさんの在庫で眠っていた、屋久杉の大きな一枚板も展示されておりました。樹齢2000年ほどでしょうか。550万円という価格、皆さん安いと感じられますか?高いと感じられますか?
祝!祐天寺Y邸上棟!
梅雨入り前の清々しい青空の下、目黒区祐天寺で施工中のY邸が無事に上棟いたしました!
設計監理はi+i設計事務所さんです。もう何度も工事をさせていただいているので、お互いのチームワークはバッチリです。敷地南面に共同住宅があるので、ルーフバルコニーの高い位置から光が建物全体に降り注ぐ設計となっております。
作業は順調そのものだったようです。上棟日にここまで進んでいるのは、今後の現場の進捗に弾みが付きますね。現場責任者は廣橋、大工棟梁は島田大工です(梯子から顔をだしていますね)。
Y様手作りの料理に皆で舌鼓。大変美味しくいただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
ご家族が集まる新しい住まい。Y様が安心して暮らせるように、しっかりと作り上げていきたいと思います。Y様今後ともよろしくお願いいたします。
園芸の土と肥料
住まいのコンシェルジュ 第340回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日にテーマは「園芸の土と肥料」についてお話いたします
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遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は「生垣」についてお話いたします。次回もお楽しみに!
かながわ住まいづくりフェア2014
土曜日は関内の産貿ホールにて行われていたかながわ住まいづくりフェア2014に出展者として1日おりました。
JBNと全建総連で構成されている全木協の神奈川県協会として出展です。
神奈川県との木造応急仮設住宅建設の災害協定を広くお伝えするとともに、構成する会社の案内に務めます。
ブース前面には神奈川県産木材のマイ箸づくりコーナーを設置しました。
次々とマイ箸づくりを希望される方が訪れ大盛況となりました。小さなお子様もチャレンジ!
初めてカンナに触れる外国人の方も興味津々な様子でチャレンジ!
皆さん上手に作られておりました。手触りと木の香りに皆さん自然と笑顔に。木材という材料自体のポテンシャルを一般の方へ伝えるのも私たちが頑張らなければならない事ですね。
全木協神奈川県協会研修旅行(台湾④)
全木協神奈川県協会研修旅行(台湾③)
金や銅を掘っていた鉱山のエリアにも訪れました。重金属が混ざった川の水には生き物はおりませんが、雄大な滝が流れておりました。
ここは日本人が事業を起こして採掘していたのち、戦後は国家事業として継続して発展しました。その時にも日本人が建てた建物が継続して利用されていたそうです。遠くに見える建物がそれです。
6件長屋の木造住宅です。炭鉱を管理していた幹部の住まいだったそうです。台湾では保護事業としてスケルトン改修がなされました。
ここではビデオでこの改修事業の説明がありましたが、ダメだしがしたくなってしまうものでした。それは、プロジェクトの責任者らしき台湾人の大学教授の言葉にありました。その人曰く、「日本では木造住宅は20年から30年しかもたない」「とても壊れやすい」と言っておりました。おいおい、勉強不足ではないですか。
まだダメだしは続きます。見学の説明に「建物は壊れやすいのでゆっくりと歩くこと」「特にドアや玄関は壊れやすいので静かに開け閉めすること」とありました。何だか悲しくなります。
昭和天皇が皇太子時代に住まいとして建てられた木造住宅も保存されておりました。
南京下見の美しい佇まいの建物です。外壁の板張りははやり良いですね。
上がって中を見たかったのですが、そとだけしか見ることができませんでした。
かながわ住まいづくりフェア2014
全木協神奈川県協会研修旅行(台湾②)
全木協神奈川県協会研修旅行(台湾①)
先週の23日(金)から25日(日)まで、全木協神奈川県協会のメンバー有志で台湾へ研修旅行に出かけました。国土交通省事業に「地域型住宅ブランド化事業」というものがありますが、これは木造住宅の木材生産から製材、加工、販売、建設に至るまでの構成グループで生産する住宅をブランド化する事業です。今年度までは中小の大工・工務店がつくる長期優良住宅に一定の補助金が交付されてます。
昨年度まで「かながわ200年の家をつくる会」として活動をしておりましたが、昨年度神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定が締結されたので今年度からは「全木協神奈川県協会」としてブランド化された「かながわ200年の家」を皆でつくっていくことになりました。今期も採択されるといいのですが、、、。
前置きが長くなってしまいましたが、リアルな長期優良住宅の研修を想定して初めて台湾に訪れました。台湾は鉄筋コンクリートの建物が一般的ですが、日本が統治していた時代には木造の住宅などが多く建てられました。今でも使われているものも多くあります。日本人が建てた木造住宅が集中しているエリアに向かいました。しかし残念なことにメンテナンスやメンテナンス方法が適切ではなく保存状態は悪いものでした。
しっかりとメンテナンスがなされたものは、現役バリバリで良好な状態を保っておりました。こうなっていると嬉しくなります。
一方で、ひどい状態のものも多く残っておりました。もちろん使われていない建物です。こちらは瓦屋根で棟の漆喰が取れてしまったのでしょう。その後放置したために棟から屋根が崩れてしまっていました。とても危険な状態で放置されておりました。
こちらは道の沿道の建物がしっかりと保存されておりました。おそらく保存地域に認定されているのでしょう。
建物の前には看板が立てられ、歴史が書かれていると思います。中国語だけでしたのでよくわかりませんでした。
私の持った結論は、メンテナンスをする方法とそれを行う職人が居て初めて長期優良状態に住宅が保建てるのだという事でした。いいかげんな補修がなされた木造住宅の傷み方は、適切なそれと全く異なるものでした。そして建物のオーナーにも維持していくためのそれなりのしっかりとした意味づけがなければなりません。台湾のリアル長期優良住宅が教えてくれました。
かながわ住まいづくりフェア2014開催!
今週末31日土曜日は、毎年恒例のかながわ住まいづくりフェア2014が行われます。
参加は無料、それどころか事前申し込みをするともれなくクオカードがもらえるそうです。
当日はスタンプラリーのほか、ミニセミナーや相談会なども行われます。
青木工務店では、「全木協神奈川県協会」としてこのイベントに参加をしております。私と藤原君はブース内におりますので、是非お声掛けください!!