「青木工務店」カテゴリーアーカイブ

苦手な事

とあるコンビニで撮影した写真です。カウンター下に手洗いがありますが、カウンター上にドーナツを置くケースがあるので実際に手を洗うには使いにくそうです。普通に考えると不思議ですよね。ではどうしてこのような所に手洗いがあるのでしょうか。

ここからは想像ですが、恐らく保健所の規定で一定のサイズ以上の手洗いを設置する必要があり、配管や店舗内のレイアウトの関係からここに収まったのだと思います。実際はほとんど使わなくても基準を守るため、とある割り切りで。

工務店の店主として、このような事が苦手な事だったりします。勿体無いので意味のあるものにしたい。意味のないものなら基準がおかしいのではないか、と。金儲けは法律のグレーゾーンに勝機があるという方もいますが、まっとうな商売が成り立たない方がどうなのかと。と、色々と考えながら真面目にやっていきます!

後継者のいない職人

静岡県静岡市清水区にある、曾祖父が85年前に建てた杉山医院は現在も現役の医療施設です。

その大先生から、建物のメンテナンスで出入りをしていた板金屋さんが亡くなり後継者がいないのでせっかくの道具の引き取り手がいないかとお手紙を戴いたので、浜松のサン工房松井社長と一緒に訪問しました。

松井さんは来年完成予定の新しい展示施設に、古い道具を展示したいということでしたのでお連れしました。

奥様と松井さん。始めておあいしたにもかかわらず、たくさんのお話をいたしました。

奥様から思い出話を聞きながら、板金の手道具を見てみました。

専門職種の方に国が取得を推奨してきた一級技能士制度。 続きを読む 後継者のいない職人

梅太郎さんの足跡をたずねて

昨日は青木工務店の歴史が始まった静岡県へ、会長夫妻、藤澤先生、カメラマンとして黒川さんと行って参りました。

当時は「名棟梁」として名の通っていた曾爺さんの梅太郎はどのような家を作ってきたのか、今回住まわれている方々の御好意で見学をさせていただき、お話を直接伺いました。

場所は当時庵原村と呼ばれた静岡市清水区です。高低差の激しい山間の地域です。 続きを読む 梅太郎さんの足跡をたずねて