水曜日でしたが、午後から都内にてJBN次世代の会に参加をいたしました。三重の坂下工務店、坂下社長の段取りでマーケティングの勉強と伝統工芸品を子供向けに商品開発をして販売する異業種の勉強でした。
和える(あえる)という社名の若き女性社長、矢島里佳さんのお話です。日本で培われた伝統工芸品がもっと身近に子供から使ってもらえるように、日々格闘されています。
伝統工芸品が売れない、そしてそれをつくる職人が生活が苦しくなる、そして次を担う職人が育てられず伝統工芸品そのものが無くなっていく。それを食い止めたい、と熱い思いのある方です。

商品の一つを廻していただきました。子供がこぼしにくい器です。内側の縁が2段になっていることで、スプーンですくったご飯がすくい易くなるそうです。
このほかにも、本物の藍染で染めたオーガニックコットンのベビー服や、こぼしにくいコップなど色々あります。いずれも伝統工芸品をつくる職人さんと作り上げた商品です。
更に、破損などした時にもリペアができる体制を作っているので、長く愛用してもらえます。モノ作りからモノを大切にする事で子供にとても良い教育になりますね。

穏やかな佇まいから、しっかりと私達に伝えたい事をお話していただき、みんなですっかり矢島さんのファンになってしまいました。
目黒駅近くに最近店舗をオープンしたので、私も今度行ってみたいと思います!

先日横浜市主催で行われた、木材利用促進の講習会で講師で来られていた安井さんのオススメ本が届きました。

建物に特殊要件がある場合、建築士は法令集を開いて確認してをしますが、独特の言い回し、方々に飛んでいる内容を読み解くにはかなり慣れが必要です。
内装制限と言われる建築の規制に特化したこの本は実例を見ながらかかる法令もわかり、また構造と規模、建物用途からどこまでの規制がかかるのかもわかりやすく一覧表になっていました。
今後は住宅よりも規模の大きな木造建築が増えますので必須の一冊ですね。
すっかりと寒くなってきました!でもこの来週末から青木工務店は毎週イベントが計画されております。是非皆様とお会いできることを楽しみにしておりますので是非ご参加くださいませ!
1.東林間S邸構造現場見学会
2014年11月29日(土)10:00から16:00まで
平屋の長期優良住宅です。リビング・ダイニングの解放された空間に、地松のタイコ梁が気持ちよく架かっております。準防火地域ですが、外壁はすべて板張りで、防火対応の樹脂サッシも初採用です。
贅沢な平屋に憧れる方、是非どうぞ!
2.中野区弥生町T邸完成現場見学会
2014年12月上旬(プロ向け・要予約)
1階RC+2・3階木造の防火地域に建つ木造耐火構造の住宅です。
青木工務店では初の木造耐火構造!メンブレン耐火は分厚い石膏ボードで躯体を覆い、保護しております。外壁も分厚いので、全体的にガッシリとした重厚感。木造の新たな可能性!
3.神奈川県森林伐採見学バスツアー
今年も森林見学バスツアーを開催します(全木協神奈川県協会主催)。
私がツアーリーダーとなって、神奈川県産木材を使用した現場見学と、県内の山での伐採見学、貯木場から製材所までを実際に見て廻るツアーです。
お申し込みは弊社までどうぞ!
4.鎌倉市N邸構造見学会
2014年12月13日(土)10:00から16:00まで
2階建の長期優良住宅です。2階にリビング・ダイニングを設けており、プライバシーを確保しつつ、贅沢な眺めを見ることができます。1階の間取りで用途の可変性についてもポイントがあります。
注文住宅ならではの、創意工夫を反映したお住まいを希望の方、是非どうぞ!
5.横浜市戸塚区S邸完成見学会
2014年12月20日(土)10:00から16:00まで
2階建の長期優良住宅です。コンパクトな二世帯同居住宅を地域材を使用して建てております。耐震性、省エネルギー性を確保しながら、注文住宅らしい様々な工夫を現場で確認していただきたい!
昨日は久しぶりに東京大学を訪れました。木質構造の稲山先生の研究会に意見を申し上げる立場でJBN工務店として出席です。
JBN工務店としては、3階建てまでの非住宅木造建築分野への取り組み強化として、研究会では必ずしも鉄骨造の必要の無い規模の建築に対して木造普及を視野に活動をしております。

稲山先生の講演は何度も聴講しております。 続きを読む 工務店のつくる中規模木造建築 →
住育エンタ!住まいダービーがリアルイベントになります。
※住まいダービーでは、9月後半のステージで私も出題者として登場しております。

明日18日(土)から19日(日)までの2日間、新宿パークタワー1階アトリウムにて、「親子で楽しむ、住育の日」として11時から16:30までイベントを行います。
親子工作教室など、親子で楽しめるプログラムもありますので皆様是非ご参加ください。
私も19日日曜日はずっと会場におります。
青木工務店からはマイ箸づくりのセットを持ち込んでおりますので、来場記念にぜひ挑戦してみてください。
本日は、大和商工会議所にて行われている、国土交通省補助事業、住宅省エネルギー技術施工技術者講習の講師で、あすなろ建築工房の関尾社長と参りました。
今年で3期目となるこの事業は、2020年に新築住宅の省エネルギー基準義務化に向けての国交省事業です。現在、新築住宅の省エネルギー基準適合は5割程度、中小工務店、大工の家では2割などと言われております。それを10割にするのですから、途方も無いことなのです。

神奈川県内でも今期も大変多くの場所で開催されております。ここ大和商工会議所会場もその一つで、30名を越える多くの方が受講されています。
折角時間を割いての参加なのですから、皆さんの為になって欲しいので私も関尾さんも熱を入れて説明しています。
この様なつくり手側の地道なスキルアップが、住まい手により良い住まいを提供できるのだと思います。
施工技術者講習の他に、設計者講習も行われているので、両輪で住宅のさらなる省エネルギー化が進んでいきます!

住まいのコンシェルジュ 第377回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「JBN全国大会分科会」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は「システムバス①」についてお話しいたします。次回もお楽しみに!
青木工務店では普段から良く利用しているメーカーさんである、衛生陶器で有名なTOTOさんから古部副社長がお見えになりました。めずらしく私も写真に顔を出して記念撮影です。
TOTOさんは積極的かつ好調な海外展開と、リフォーム事業を重視した国内向けと両輪ががっちりと稼働しているイメージがあります。
古部副社長は代表権を持った副社長なので普段は本社で辣腕を振るっているのでしょうか。関西人らしく明るい方でした。

一昨日は横浜ランドマークのTOTO&YKKAPのコラボレーションショールームに行っておりましたが、昨日配布されたYKKAPの月刊誌の今月号には青木工務店が紹介されております。
自分への励ましとエールも込めて、今考えていることを連ねました。一昨日の午前中もとある偉い先生の集中講義を受講(!?)しましたので、頭は更に冴えております。日本の家はまたまた変化の兆しです。

神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」