「業界活動」カテゴリーアーカイブ

JBN中古住宅流通シンポジウム

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今日は飯田橋の住宅金融支援機構本店にあるすまいるホールをお借りして、一年間参加活動をしていたJBN中古流通WGの成果報告を兼ねたシンポジウムが行われました。私は第2部のパネルディスカッションのパネラーとして参加しました。ワーキングの主査は坂下工務店の坂下社長、コーディネーターには日経BP社の安達さんとクオリアの阿久津さん、工務店は他に岡庭建設の池田専務、小林創建の小林社長、不動産屋さん代表として武蔵野不動産の畑中社長というメンバーでした。
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住宅の流通は工務店だけでは当然できません。国土交通省からは土地建設産業局不動産業課から矢吹さんがお越しになりご挨拶いただきました。
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そのあと国土交通省住宅局住宅生産課の松野さんに国交省の取組みと、JBNの活動に対する大きなエールをいただきました。国交省から2つの部署の方がお見えになることもこれまであまりなかったことなので画期的なシンポジウムなのです。
参加者は工務店の他、全宅連やアットホームなどの不動産関係者にも御参加いただきました。
パネルディスカッションは時間配分が上手くいかずお伝えしきれなかったことがおおいのですが、このワーキングは形を変えて継続されますので別の機会にお話がしたいと皆で話しております。工務店と不動産屋さんとの取組みは加速していきます。

雨の中の講習

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今日と明日は終日都内です。朝は初めて衆議院議員会館に訪れ、小泉進次郎議員にご挨拶させていただきました。
10月に行われるJBN全国大会への御出席に内諾をいただくことができました。
昨年は神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定の締結かでき、今年1月には横須賀で実際に仮設住宅を建てる講習を行いました。
小泉進次郎議員は東日本大被災地復興取組みに特に頑張っていることはよく知られておりますが、思うように進んでいない原因の一つに、建設労働者や技術者不足に行き当たったのかも知れません。自らその問題をお話されたことに私は感激しました。全国大会、皆さんご期待下さい。
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午後からはJBN次世代の会の講習です。80名近い多くの参加がありました。清水英雄事務所さんから、営業研修講座のお話です。社員の藤原君も参加してもらいました。新鮮なたくさんの気付きがあり、新しい取組みのヒントを得ることができました。
第2部は国交省住宅局住宅生産課から林田木造振興室長より今年度の施策やその先の動向などについてお話いただきました。工務店一社では出来ないことを皆が集まれば出来るかもしれません。明日への展望が開かれます。

イベントの土曜日!

大和市O邸の完成現場見学会は、無事に終了いたしました。ご近所の皆様、ご参加ありがとうございました。そして工事期間中、ご協力とご理解ありがとうございました。
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私のお気に入りの場所は2階タタミコーナーからの眺めです。街中に居ながら、廻りの視線を感じないで生活ができるなんて贅沢です。ちゃぶ台でもおいて、ぼんやりと外を眺めている休みの日を想像してしまいました。

庭で育ったクヌギの木を、階段框やカウンターなどに沢山使いました。何だかクヌギの木が生き生きとしていたように見えました。
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完成現場見学会はスタッフに任せて、私は石川町にて行われた木材利用ポイントのシンポジウム、「木で、未来をつくろう!in神奈川県」に参加をしていました。基調講演は林野庁から五十嵐課長補佐、そして東京大学名誉教授の有馬先生が登壇されました。有馬先生は木材林業研究の第一人者で、私も崇拝する大好き(失礼な表現ですね)な先生です!
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第2部のパネルディスカッションには、(一社)木と住まい研究所の宮代さんも加わり、さらに私も有馬先生の隣でパネラーとして登壇させていただきました。お蔭で少し舞い上がってしまいました。住まい手の皆様にとって木材がもっと身近に感じられますように。身近にできるエコなのですから。

木で、未来をつくろう!シンポジウム

林野庁の補助事業、木材利用ポイントの周知拡大等の動きとして、全国47都道府県縦断シンポジウムが行われております。神奈川県では4月26日(土)にこのシンポジウムが行われます。

当日私もパネルディスカッションのパネラーとして参加をいたします!
参加費用は無料です。是非ご参加ください。

会場:かながわ労働プラザ(横浜市中区寿町1-4)
時間:13:30から15:30(13:00会場受付)
参加申し込み方法は FAX:03-3544-1231
問い合わせ:神奈川新聞社東京支社「木で、未来!シンポ」事務局 ℡03-3544-2507

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JBN公式ソング

オートハープとアコースティックギター43弦のサウンドで人々を魅了する女性デュオ、想ワレ(ちえみ=オートハープ・ボーカル、えみこ=ギター・ボーカル)が歌うJBN公式ソングが完成しました。※音楽が流れます

HOME

http://youtu.be/t3FNY0Ttf5o

おかえりなさい

http://youtu.be/m5-41X25RuY

想ワレ公式HPよりプロフィール紹介 続きを読む JBN公式ソング

水戸工務店見学会

一昨日ですが、午後から千葉県の工務店さんの現場及び社屋を見学させていただきました。JBN次世代の会のメンバーで千葉県の工務店、タケワキ住宅建設さんと水戸工務店さんです。

千葉の次世代の会メンバーは、地域住宅産業の担い手を取りまとめるため全国の都道府県におかれている地域協議会となる事務局「ちば木造建築ネットワーク」を自らで立ち上げて精力的に活動されております。

タケワキ住宅建設さんの竹脇社長は同団体の会長、水戸工務店の小林社長は同団体の副会長です。

ちなみに神奈川県では県の外郭団体である「公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会(まち協)」が地域事務局となっております。

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竹脇さんの伝統工法で施工した現場の後、小林社長の自宅兼モデルハウスを見学させていただきました。

写真の体格の良い方が小林社長です。ワインと肉をこよなく愛する方なので、皆でそれ系のお土産を持参しました。築7年のお住まいですが、施工精度と木づかいに馴れた家づくりをされていることが良く体感できました。

それにしても若くしてこんなに大きな住宅(地下付き3層2階建て住宅で延床70坪)に住んでいるとは羨ましいかぎりです、、、。
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場所を移して社屋兼モデルハウスも見学させていただきました。

会社では先代の小林会長とお会いできました。大工の棟梁として独立して水戸工務店を立ち上げた方です。

ハートの熱い方で、会社の紹介など思わず引き込まれるお話しでした。

もともと小林社長がJBNの活動に懐疑的な様子だと小林社長から聞いておりましたが、JBNが真面目に工務店による工務店のネットワークを作っていることに今では深くご理解いただいているそうです。

千葉のネットワークは新しいのですがとても活発で強力でした。神奈川県も負けていられませんね。

木材利用ポイントの案内

昨日のTVKテレビかながわさんのお昼の情報番組「ありがとっ!」内の木材利用ポイントの紹介コーナーに、利用促進をしている工務店として紹介をしていただきました。
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国道467号線(藤沢街道)沿いにある本社もバッチリ映っております。
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撮影はモデルハウス内外で行いました。今回の撮影にきていただいた演出の方は、この建物を建築中だったときにやはりTVKの番組で来ていただいた方と同じ方でした。

あの時の建物がこうやって完成したんだー、と色々なお話をしながらリラックスして撮影をしておりました。

来年度からようやく天井の板張りも対象になるので、ポイント獲得がよりやりやすくなります。皆様、建てるなら木の家木の内装が今は更にお得ですよ。

TVK番組の撮影

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一昨日ですが、青木工務店のモデルハウスにてTVKテレビかながわさんの情報番組の収録が行われました。
林野庁の補助事業である「木材利用ポイント」が今年の9月、つまり半年間延長になったことで昨年に続きご紹介することになりました。

放送予定は3月17日月曜日12時からの情報番組、「ありがとッ!」内のコーナーです。是非ご覧下さい!

東日本大震災から3年

3月11日、今日で丸3年が経ちました。
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あの日の経験で、私たちは変わらなければならないと確信をしたはずです。
しかし、今はどうでしょうか。あのときの確信が薄らいでいないでしょうか。
昨日は午後から県庁にて、神奈川県と災害協定を締結している各団体との連絡会が行われました。全木協神奈川県協会として私も初めて参加をしました。
写真を撮り忘れてしまったのですが(そもそも撮影をしてよいのかわかりませんでしたが)災害時に災害本部となる部屋で行われました。映画でも見るような、楕円の円卓を囲う様に放射線状に多くの人が何列も並び中心に向かって座る形式の大きな部屋でした。ここが再び非常事態で使われることが無いことを改めて強く思いましたが、30年以内の大地震予想が80%と言われればそうは言っていられません。変わり続けましょう。

ハウゼコセミナー

昨日は東京ビックサイトで行われている建築・建材展で出店しているハウゼサンエイさん主催のセミナーに参加をしておりました。

この会社は水切り金物や換気金物を自社生産している製造メーカーです。OEMでも色々な会社に部材を供給しているとのことです。

昨年のジャパンホームショーでも出店されていて、ふらりとブースに立ち寄った時にお会いしたのが社長の神戸(かんべ)さんでした。ハウスメーカーで修業された若社長(とはいえ私よりも年長ですが)で、とても研究熱心な様子は少し話しただけで直ぐにわかり意気投合しておりました。
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雨漏りの可能性など、通気に関して難しかった部位などにも技術的にも学術的にも研究されていて様々な試験を経て開発した商品は、私たち工務店にとってもとても信頼できるものです。

このセミナーでも色々な新商品を案内していただきました。日々研究、見直しでまた青木工務店の家に磨きをかけて行きます。

スマートハウス&スマートビルディングEXPO

昨日は朝から東京ビックサイトへ。スマートハウス&スマートビルディングEXPOの最終日でした。

同時開催の展示も全てみられるのでとてもボリュームのある展示会です。私は特に燃料電池のエリアを興味深く見ておりました。人が利用できるあらゆるエネルギーを分散して、それぞれのエネルギーの得意分野を上手に利用することも省エネなのだと思います。

燃料電池は水素から電気を取り出す技術です。小学生の頃の理科の実験で水の電気分解(水素と酸素を取り出す)を行いましたが、その逆で水素と酸素から電気と水を取り出す技術です。
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国際色あふれる来場者がおりました。
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JBNもセミナー出店をしております。父が会長として最初のセミナーを行っておりましたが、立ち行く人も立ち止まって徐々に増えており、途中からは立ち見になるほどでした。
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午後からは東京大学へ移動です。一般社団法人木を活かす建築推進協議会(木活協)主催の第三回都市の木造化へ向けたシンポジウムに参加をしてまいりました。

この建物は敷地内に建つ木質シェル構造の弥生講堂です。2008年竣工ですが、深みが増しておりますね。
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基調講演には燃やし系建築士・研究者である安井先生が登壇されておりました。この後の海外の事例発表、稲山先生、腰原先生、山辺先生、安井先生でのパネルディスカッションもとても興味深く聞いておりました。

工法においても在来工法、ツーバイフォー工法だけではなく混構造(鉄骨や鉄筋コンクリート)でのハイブリッドが考えられます。構造だけではなく防火の視点からも上階から4層までという事を考えてもその答えに向かいそうです。素材としても製材や集成材だけでなくLVLやCLT(製材を直交させて作る材料)などの可能性に触れておりました。

木造建築化への普及促進においてそれぞれの先生のアプローチは違いがありそこを対比する形で展開しておりました。

現在の技術を発展させる方法と新しいルール決めから普及していく方法です。普及を加速するのに複数のアプローチがあって良いのだと思います。今後の取り組みは更に注目です。
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災害時の応急仮設住宅対策に係る訓練

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昨日は午後から、災害時の応急仮設住宅対策に係る訓練にオブザーバー参加をしてまいりました。

主催は神奈川県公共住宅供給推進協議会で、神奈川県の音頭により、神奈川県下の市町村の担当の方が集まり訓練プログラムが実施されました。

具体的な中身は割愛しますが、災害により被災の状況を想定した設定でどの規模でどの種類の仮設住宅がどれだけの数をどのように配置して必要とされるかを皆でグループディスカッションして発表するものでした。

私は全木協神奈川協会の役員としてオブザーバー参加をしたのですが、行政マンである参加者の皆さんが真剣に討議をしている姿には、同じ神奈川県民としてとても頼もしく感じました。県の責任者である住宅計画課の庄司課長の言葉にも、取り組みの本気度がとても強く感じました。

私たち地域工務店や職人も定期的な訓練を実施して、万が一の事態にも力が発揮できるようにしなければならないと改めて強く思いました。