前年度に続いて今期も災害救助市となっている横浜市さんから全木協神奈川県協会として委託事業を受託しております。
横浜市内の応急仮設住宅建設予定地として登録されている場所の調査確認と配置計画を作成する業務です。
今年度は2現場、全木協神奈川県協会の主幹事工務店の山田建設さんが実務を行います。
私は前年度の実施経験を山田建設さんに同行してお伝えするためにご一緒しました。
こちらは西区のとある公園です。横浜らしい細い道と傾斜のある立地。
搬入計画、インフラ整備、施工方法、環境で注意点など五感をフル活用して現場のようすを見て廻ります。
私は事前に災害リスク情報、過去の航空写真を用意してスタッフさんにお渡ししました。
そして作るだけでなく、入居者の皆さんにも使いやすいような配慮をできるだけ考えておくこともとても大事な事です。
「住宅」を作るのですから。
こちらはもう1件の戸塚区のとある公園です。
現地は地元の方がゲートボールを楽しんでおられました。
この公園には防火水槽が整備されており、この辺りも調査をしておく必要がありました。
周辺の状況は今の様子と過去の情報を照らし合わせるとちょっと想像できないところもあります。
色々と想像するのも、この事業の興味深い所だと私は思います。
こうやって災害対応の業務ができる人がどんどんと増えていく事が真のレジリエンス化となっていきます。
地道な活動ですが、どんどんと良くなるのです。
青木工務店は同様の事業を今期は神奈川県より全木協神奈川県協会経由で行う予定です。