JBN全国大会の2日目は分科会。
9つの委員会それぞれの活動内容の照会や活動に関連したテーマで講師をお招きして講習やパネルディスカッションを行います。
同時に3つの分科会が3回転する形になりますので気になるテーマはサシゴしたりして聴くことになります。
私は1巡目は国産材委員会に参加しました。
法政大学の網野先生から、ヨーロッパの歴史や地理から見る木造建築の話をきいておりました。
目的が蔑ろになりつつある日本の木造建築に強烈な指摘があり、私も強く同感してきいておりました。
2コマ目。
私が委員長を務めている中大規模木造委員会です。
講演にはアルセッド建築研究所の大倉さん。
歴史や背景から最近の事例まで、工務店にこの取組を促すお話をしていただきました。
続けてパネルディスカッション。
この分野もこなれている北海道の武部さん。
いよいよ初の本格的木造事務所を手掛ける広島の橋本さん。
住宅のシュリンクと木材ストックを強みに参入した徳島の鎌田さん。
工務店のサポートとしてPWAを代表して静岡の功刀さん。
それぞれの経験と大倉さんの深掘りする質問が沢山話されました。
お陰様で入りはほぼ満席。
この分野も地域工務店の注目が高まっているのを改めて感触を得ました。
私もこの委員会の活動紹介と成果、働きかけで変わっていく法令などもお話しました。
3巡目は古巣の次世代の会です。
新建ハウジングの三浦社長が業界の話でなく自らが会社を引き継いだ話が聞けました。
その後はパネルディスカッション。
パネリストは横浜の山田さん、長野の大月さん、滋賀県のマルト澤田さん、横浜の大澤さん。
悩みやおかしいと思うことなど皆が抱えている事柄が赤裸々に語られました。
大会を終えて皆がそれぞれ地元に帰ります。
お祭りだけでなくJBNという組織がやっている事を会員が直接感じる場。
皆様ありがとうございました。