令和4年度全木協全国研修会

先週の金曜日はJBNと全建総連で構成しております一般社団法人全国木造建設事業協会(全木協)主催の全国研修会にウェブ参加いたしました。

全木協では毎年1回全国都道府県の協会を集めこのような研修会を行っております。

またそれぞれの都道府県でも地域事情に応じた研修会を実施しております。

この日の研修会はウェブ参加だけでも80を超えておりました。

開催にあたり大野理事長よりご挨拶がありました。

ご来賓には国土交通省住宅局住宅生産課より石井木造住宅振興室長がウェブ参加いただきご挨拶がありました。

国交省で災害担当も経験されていたそうで、全木協の活動を担当者としても良くご承知されていたそうで、大変心強いです。

この1年の活動報告を技能統括本部長の高橋さんよりお話がありました。

その中の一つに、昨年8月に神奈川県協会で横浜市役所アトリウムで開催しました仮設住宅の展示の様子をご紹介いただきました。

その後には高知県、福島県、群馬県、静岡県、山口県、長野県、兵庫県と7県から活動報告がありました。

写真は中大規模木造委員会にも参加していただいております南会津の大桃さん。

福島県協会の活動報告をいただきました。

最後に基調講演として熊本県庁より建築住宅局長の小路永さんよりご講演をいただきました。

小路永さんは私も面識があり、以前の研修会でも色々とご教授いただいたことがあります。

熊本県民から多く寄せられる「地域工務店に相談をしたい」という声の内容から県も地域工務店の支援をするという話は、地元のゴリ押しではない理想的な形です。

一方で熊本県庁の職員さんは目の前の困難だけでなく先々まで見据えた対応を発災直後から行っている事は結果として気付きました。

公務員としてあるべき姿はこうなのなのだと強く思いました。

今回の研修会もコロナ禍でウェブ併用となりましたが大変盛り沢山の内容となりました。

来期は2部として主幹事工務店向けの研修を深堀してもらいたいと思います。