月曜日は大黒埠頭近くにあるハウスプラスさんのHFP試験センターにて防耐火試験に立ち会いました。
これまで色々な試験場に立ち合いましたが、こちらは初めてです。
今回の試験は、昨年に続いてJBN中大規模木造委員会で開発している木造ロ準耐火1号の試験です。
今回は耐火外壁の胴差に専用金物でかかる大梁からの燃え込みに対して、室内側付加断熱や電気配線スペースを想定した空間をドリフトピンの頭まで被せる事で燃えこみをどれだけ低減出来るか確認します。
これは社会ニーズと実用化に向けかなりリアルで重要な内容なのです。
断熱材の種類や樹種なども色々パターンを試験体に入れています。
外壁耐火の60分をISOの規定通りの温度曲線のカーブでコントロールして加熱したあと、耐火外壁内の状況を確認していくことになります。
試験体内には温度センサーが色々な所に仕込まれていて、加熱を終えてからの各部位の状況を確認し、最後は試験体を解体して目視でも確認します。
結果については後日、安井さんの解説を加えて教えていただきます。
皆様お疲れ様でした!