今日で阪神淡路大震災から30年となりました。
その日は私は大学の友人と共に友人宅で課題の模型作りを夜通し一緒に行っていましたので起きていました。
場所は埼玉県大宮市。
船の上のような揺れを感じてテレビを付けたところ大都市エリアを襲った大地震の惨状が次々と映し出されたことを私の脳裏にも今も焼き付いております。
ビルの間をあちこちから上がる煙。
高架の道路から落ちそうになっている車などはまるで映画を見ているのようでした。
このタイミングで、全国の大地震予想の確立も10%ほど引き上げられています。
想定期間から大地震が発生しなかったエリアは当然に確率が高まるわけですが、これを機に改めて日頃の備えを自宅でも会社でも行いましょう。
阪神淡路大震災の事を良く知らないという方も増えていました。
失う事が多い大災害でもせめて伝える事で得られるものがあるので私もこの先もしっかり伝えていく必要があると思いました。
先ずは子供達に。
耐震偽造問題からも20年。
4月には改正法で木造住宅を中心とした耐震基準も大幅に見直されます。
先日の委員会で国総研の先生からは、昨年の能登半島地震でのレポートには耐震基準を満たした建物の倒壊は無かったという報告をしたと発言がありました。
更なる万全を期するために法令は強化されます。
建築に携わるものとして先ずは構造と考えるようになったのは、私はこの阪神淡路大震災の経験からです。
皆さんもくれぐれもご用心ください。