地域型住宅ブランド化事業(国土交通省事業)平成24年・25年採択グループ「かながわ200年の家」仕様の長期優良住宅、構造現場見学会が行われます。皆様、是非現場に足を運んでみてください。
日時:平成25年12月14日(土) 10:00から16:00
場所:大和市中央林間(駅から徒歩数分です。東急と横浜銀行の間の道を東にお進みください)。
特徴
1.神奈川県産木材を構造に使用した、長期優良住宅です。
2.準防火地域ですが、神奈川県産木材の板を外壁に使用しております。
3.陽当りと通風に配慮した、パッシブエネルギー採用の設計となっております。
4.間仕切りが無く広く使えるLDK
5.省エネ住宅の基本となる断熱性能は、省エネ基準を大きく上回る仕様です(工事はまだ未施工)
6.広い空間と相反する耐震性能は基準法の1.5倍(耐震等級3)で安心の上、地震保険割引も認められます。
7.木造でも鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同じ火災保険料となる、省令準耐火構造です(工事はまだ未施工)
8.マイホーム借り上げ制度(JTIによる家賃保証付きの定期借家制度)をいつでも取り入れることができますので、資産となる住宅となります。
9.もちろん、地元大和の者が管理をして工事をしております。
10.完成現場見学会では更に感動のつくりが待っております。
ギャラリー
静岡木造応急仮設住宅講習
先週ですが、静岡県静岡市で行われた全木協静岡など静岡県4団体主催の木造応急仮設住宅の講習会を見学してまいりました。
静岡県は神奈川県と同様に地震災害リスクの高い県です。県の施設で地震防災センターというところがあり、この前庭で木造応急仮設住宅が建てられることになりました。
施設の中を少し紹介します。
地盤の軟弱さで建物の揺れが違うことを見ることができます。
耐震補強の方法についても展示がされております。
主幹事工務店のサン工房(浜松市)の袴田さんの説明で作業が進んでおりました。
静岡モデルは県の指導で基礎にコンクリートがあり、さらにロフトがあることが面白いですね。でも災害時にこれが実際に建てられるのか少し心配です。実習は木杭で行われました。
さて、神奈川県でもいよいよこの応急仮設講習が1月23日(木)に行われます。くりはま花の国第2駐車場のとなりの公園で、実習は午後からの予定です!私も当日は講師として張り切っております。
tvk横浜ハウジングプラザで行われた木材利用ポイントのトークライブの模様が神奈川新聞に掲載されていました
一週間前の11月30日の神奈川新聞の特集記事に掲載していただきました。
先日tvk横浜ハウジングプラザで行われた木材利用ポイントのトークライブの模様です。白井貴子さん、本当に良い方でした。
この新聞の掲載を忘れていて買いそびれておりました。 続きを読む tvk横浜ハウジングプラザで行われた木材利用ポイントのトークライブの模様が神奈川新聞に掲載されていました
大和市F邸竣工
特徴
1.1階がピロティ形状の木造3階建て住宅
2.神奈川県産材のヒノキフローリング
3.省エネ基準クリア
4.ホームエレベーター
5.解放感のある3階LDK(勾配天井と窓)
6.パッシブエネルギー対策(庇・フック)
国道467号線藤沢街道沿いに建つ、木造3階建て住宅となっております。
3方を道路に挟まれた3角形の土地に建物の平面形状も土地に沿って3角形にしております。
大胆に南に下る片流れの形状も相まって、ケーキをカットした形状になっております。
陽当りばとても良いのですが、夏対策で小庇にすだれフックを取り付けております。
3階がリビングとなるため、ホームエレベーターを設置しました。空間を遮らないように大きな透明ガラスやステンレス製の筋交い(コボット)も採用しております。
目隠し効果も考えた、間仕切り造作収納です。両面使いもできるので機能的です。
屋根なりの勾配天井で吹き抜けたLDKは窓からの眺望も相まってとても気持ち良い空間となりました。
床材には神奈川県産木材のヒノキフローリングを採用しました。壁天井の紙クロスの柔らかな表情も家のイメージピッタリです。正面に見える南の窓からは道路の先の先まで見通すことができます。
限られた空間を利用する収納類はあると嬉しいものですね。
大和市H邸完成現場見学会開催!
神奈川県の森を見に行くツアー
昨日は地域型住宅ブランド化事業平成24年25年採択グループ、「かながわ200年の家をつくる会」主催の森林バスツアーが行われました。これは国土交通省の事業で、中小工務店等がグループで集まり、共通ルールつくる長期優良住宅に補助制度が利用できるものです。この制度を利用して工事中となっている海老名市の井口住建さんの現場に先ず見学をさせていただきました。
午後からは厚木の山の森に入りました。普段は車が入ることができない林道を走っていきました。天気は良いのですが、山はやはり寒いです。会社からは私と勉強の為新入社員の藤原、工事中のお客様のY様ご夫妻、S様ご夫妻にもご参加いただきました。
神奈川県森林再生課から江口さんにお越しいただき、神奈川県の山の特徴や自然環境との関係などもレクチャーいただきました。
デモンストレーションで実際に間伐する木を切り倒していただきました。この木は杉です。
切り倒され横になると、その長さに驚かされます。
枝もチェーンソーなどできれいに切り落とします。この後は玉切りといって一定の長さに切りました。
その後は場所を移してフォレスト津久井という市川屋さんの製材所に行きました。
沢山の木材がストックされ、出番を待っております。
乾燥施設ものぞきました。皆さんその大きさに驚いた様子でした。
聞くと見るとでは大違いだったと皆様感想を戴きました。地域の事情や実際に仕事に携わる人の話を聞くことで、木材に対して更に愛着を持っていただければ嬉しいですね。関係者の皆様も日曜のお休みの日にご協力を戴きましてありがとうございました。
綾瀬市N邸竣工写真
秋空の日曜日、8月に竣工した綾瀬市N邸の完成写真撮影をいたしました。
袖壁で風を積極的に受ける「ウィンドキャッチ」効果をねらった外観です。外壁の板は神奈川県産木材です。
玄関周りは植栽が入ったので生活感が出ております。外壁はガルバリウム鋼板です。
縦滑り出し窓もウィンドキャッチ効果をねらったものです。夏期の日差し対策のため庇にフックが付いております。よしずを掛けて日差しをカットし、涼風だけを取り入れます。
ジャストサイズといえるLDKは玄関まで含めたワンルームです。濃い茶色に緑がポイント!
広い玄関ホールはベビーカーの待機場所、収穫した野菜の置き場所など多目的に利用できます。玄関からの目隠しも兼ねた玄関収納は天井まで延ばさず通風も確保して機能的です。
tvk撮影
昨日は大和のオークシティーにて、木工コンクールの授賞式が行われましたので覗いて参りました。
自然の木材や木の実などを使って、小学生が自由工作をするコンクールです。入賞者が記念品と表彰賞をやや緊張した面持ちで受け取っておりました。
木工工作では「家」を連想して作品にする小学生が多いようで、木の家に携わる者として嬉しいですね。
こちらも小学校1年生の生徒さんの作品です。将来が楽しみです。
午後からは場所を移して、大和市内で工事中のO邸のテレビ撮影が行われました。木材利用ポイントの推進コーナーで、実際にポイント利用を行う工事現場の事例として紹介されます。工事看板に表記されているので、良くわかりますね。
その後は今年の初めに竣工した相模原市Y邸にて、地域材を利用して建てられた住宅の住まい心地などの感想を撮影するためにY様ご夫妻にご協力を戴きました。ありがたいお言葉をいただき光栄でした。
この模様は、今週29日金曜日、TVKテレビかながわ(デジタル3ch)の12:00から14:00の情報番組「ありがとッ!」内のコーナーにて紹介されます。生放送なので時間は未定とのことです。
中原区S邸スケルトンリフォーム
祝!旭区S邸上棟!!
秋晴れの日、横浜市旭区で工事中のS邸が上棟いたしました。
S邸は前面道路から下がった敷地の上に建っております。以前の建物も青木工務店で工事をさせていただきました。今回は擁壁工事から地盤改良工事、駐車場の擁壁と建物を建てる前にしっかりと周囲を固めております。
そして外から家に入るまでの高低差を少なくする工夫も考えました。それはまた竣工時にご案内いたします。
神奈川県産木材を中心に使用した国土交通省補助事業、地域型住宅ブランド化事業の「かながわ200年の家」仕様の長期優良住宅です。省令準耐火構造、耐震等級3と、火にも強く、地震にも強いピカピカの建物に仕上がります。
2階がリビングになるのですが、窓から望む眺めがとても気持ち良いです。遠くまで見渡すことができます。富士山の雪化粧もシルエットで見えました。
S様、上棟式ではすっかりとごちそうになりました。ありがとうございます。今後とも安全第一で進めて参ります。
木材利用ポイントの看板
JBN全国大会in広島
13日の夕方から昨日まで、広島県に出張で行っておりました。全国の工務店組織、JBNの全国大会です。
初の地方開催であり、気合の入ったイベントです。
JBN工務店で仕事をしている大工さんの技能大会も行われました。大工さんはどの様にして育つか、ご存知ですか?残念ながら大手ハウスメーカーなどは大工さんを直接育てておりません。そのほとんどは中小工務店が育てているのです!
日本地図に、全国の加盟工務店の名前がずらりの並んでおります。
大会には目標を大幅に超える、800人が参加をいたしました。工務店業界はここにあります。これまで流通主導(今でもその様な集まりが沢山ありますが)の工務店の集まりばかりですが、JBNは工務店自らで集まった全国組織なのです。
JBNは長期優良住宅で大きく成長しました。長期優良住宅の産みの親でもある、福田康夫元総理大臣をお招きして、基調講演も行われました。
余興には、私も応援している大阪の女性デュオ「想ワレ」ちゃんが登場しました。JBNの工務店の唄「おかえりなさい」を初披露してくれました。暖かな家づくり、家まもりを感じられる素敵な唄でした。次世代の会の皆で肩を組んで唄いました(私は一番左です)。
翌日最終日は午前中いっぱい勉強です。JBNの委員会がそれぞれ5つの分科会「地域の連携とブランド」「環境」「既存改修」「大型木造」「住宅既存流通」に分かれて同時に行われました。会場の工務店さんからは「どれも聴きたいのにどうして同時にするんだ!」と怒る人もおりました。実践から生まれる勉強会は生々しく、そして皆が参考になることばかりなのです。私はこの第五分科会のパネラーとして壇上に上がりました(案内文が間違っておりました。物流ではなく、流通です)
全国に750万戸あるといわれている空家を流通させる。国の新たな、大きなテーマを地域工務店としてどう対応していくか。私も今年様々な見学や知識を得て、答えは地域によって違うものと確信しております。ますますやる気が出て参りました。
実は来年、この全国大会はホーム横浜開催予定なのです。