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JBN次世代の会in静岡

昨日はJBN・若手経営者グループ「次世代の会」を静岡県で行いました。静岡県はJBN内でも県単位の工務店会員数が最も多く、横の繋がりもあるので全国の中でもモデルケースと言われる場所になります。その中で次世代の会のメンバー、大功建設の大瀧さん、鳥坂建築の杉山さんを皆で訪れました。
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右でご説明をしていらっしゃるのが大瀧社長です。御年75歳という事ですが、とてもそうは見えないエネルギー溢れる現役社長です。会社近くに建てられたモデルハウスの特徴を丁寧にご説明いただきました。
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そして次を担う大瀧専務ご夫妻です。ご自宅を事例として雑誌にも度々掲載されております。想像通り素敵なご夫婦です。最新の家づくりだけではなく、メンテナンス事業など新たな取り組みも次々打ち出して活動されております。
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続いて鳥坂建築さんに伺いました。大きな作業場と材料がある、昔ながらの大工中心の工務店です。それでも何が違うのか。それは徹底的に丁寧に・マメにお客様と接している信頼関係なのだと私は感じました。
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大工さんは15名社員として所属されております。下小屋では若い大工さんが親方から熱心な指導を受けておりました。大きな広間には皆が集まり、文字通りファミリーとして会社を組織しております。
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立っていられるのが杉山会長で、その下が杉山社長です。自ら「楽しんで」仕事をすることが大事、とお話しされておりました。今回地域ブランド化事業で初めて長期優良住宅を手掛けました。この点においてもJBN活動のモデルケースとして素晴らしいことだと思います。
今回の2社は車で10分少々の距離にあります。しかしお互い良い刺激になってそれぞれの持ち味で地域工務店としての役割を担っておりました。お客様宅へ伺った時の様子は、正にそれです。私も良い刺激を沢山受けることができました。大瀧さん、杉山さん、そしてご訪問させていただいたお客様、ありがとうございました。

後継者のいない職人

静岡県静岡市清水区にある、曾祖父が85年前に建てた杉山医院は現在も現役の医療施設です。

その大先生から、建物のメンテナンスで出入りをしていた板金屋さんが亡くなり後継者がいないのでせっかくの道具の引き取り手がいないかとお手紙を戴いたので、浜松のサン工房松井社長と一緒に訪問しました。

松井さんは来年完成予定の新しい展示施設に、古い道具を展示したいということでしたのでお連れしました。

奥様と松井さん。始めておあいしたにもかかわらず、たくさんのお話をいたしました。

奥様から思い出話を聞きながら、板金の手道具を見てみました。

専門職種の方に国が取得を推奨してきた一級技能士制度。 続きを読む 後継者のいない職人

100年の歩み(2010年~)

創業100周年を祝う

梅太郎さんの足跡をたずねて

昨日は青木工務店の歴史が始まった静岡県へ、会長夫妻、藤澤先生、カメラマンとして黒川さんと行って参りました。

当時は「名棟梁」として名の通っていた曾爺さんの梅太郎はどのような家を作ってきたのか、今回住まわれている方々の御好意で見学をさせていただき、お話を直接伺いました。

場所は当時庵原村と呼ばれた静岡市清水区です。高低差の激しい山間の地域です。 続きを読む 梅太郎さんの足跡をたずねて

本漆仕上げに漆喰の白壁が映える和モダンな趣の住宅

昨日はI様邸の完成見学会を行いました。あいにくの天気でしたが、天候が良くなった午後からお客様が見え始め、終われば20名以上の御来場がありました。ありがとうございました。
この現場も見所はたくさんあります。先ずは何といっても本うるしによる仕上げです。

白い壁は漆喰です。来場された方も、皆「なんか落ち着くね」とおっしゃっておりました。以前も書きましたが、日本人のDNAにはインプットされているマテリアルなのでしょう。
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階段から見上げた様子です。
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洗面カウンターはクリ材です。お客様と一緒にマルダイに行って購入したものです。素材の自然なカーブも活かします。
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玄関の敷台にもクリ材。框は樫を使いました。意外なのですが、硬い樫の木の方が漆の吸い込みが良いようで、濃く出ます。
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大工作りのシステムキッチン。扉材は栓です。これからうるし塗装となります。
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和室には芯去りの秋田スギです。柾目が大面に来るのが特徴です。その他の洋間の化粧柱も秋田スギです。秋田県は大館の沓澤製材所さんから届きました。
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浴室はハーフユニットを使ってみました。腰上には青森ヒバです。システムバスではこの木の香りは出ません。でもブログには香りは伝えられません(泣)。
うるし塗りは全てお客様がなされております。今後も塗師として仕事を募集されるそうです。青木工務店でも今後お願いすることとなります。御興味のある方、いかがでしょうか。
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その他にも建物のいたるところに施主施工が。寝室や洗面の珪藻土はお友達の皆さんといっしょに仕上げたものです。家作りが思い出作りになりました。

200年住宅第一号完成

昨日は青木工務店の作る200年住宅第一号が完成し、完成現場見学会の実施となりました。

年末も差し迫ったこの時期にもかかわらず、多くの方にご来場頂いたことに心より感謝致します。

こちらの建物は建物そのものだけではなく、その背景に多くのドラマを抱えています。

特にお客様の要望は、

  1. ご子息の友人である石倉大工に出来るだけつくってもらうこと。
  2. 今までに家にあった優良古材を出来るだけ使用すること。

何れの要望も他に変えがたいオンリーワンです。
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大きな吹き抜け空間に浮かぶ信州赤松のタイコ梁。火打ちの変わりに見えないところで水平剛性が取れる金物ですっきりとした空間となっている
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北側の大きな窓は意外なほど明るい。手前のカウンターには在庫のラオス杉を使用。無垢材とは思えない木目。
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和室の天井には以前の家に使われていた鏡板を再利用。ご親戚の家にもこの材料が使われているという。少なく見積もっても80年前。当時は帯のこは無いので大木を木挽きでゆっくりと挽かれたのだろう。
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この雪見障子、欄間障子も再利用。雪見障子の腰板も天井の材料が使われていたそうだ。
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濡れ縁からLDまで一本で伸びる丸太の長さは8M。これも以前の建物の再利用材。
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二時間ほど床暖房、エアコンを入れて壁・天井の温度を測定。20度を超えたところで全ての暖房をオフ。これで高断熱高気密は快適な室温をキープする。温まった躯体から輻射熱が発せられるのだ。