一昨日の午後から昨日まで、泊りで三重県の坂下工務店さんに視察に行って参りました。JBN次世代の会の活動です。
人口減の地域において成長し続ける工務店は、神奈川県の私たちの未来の姿と言えます。そこで圧倒的な存在感で輝く工務店の迫力と戦略を体感することが目的です。こちらは賃貸戸建併設の新築住宅です。賃貸収入を自宅も含めた借り入れの原資に充てており、このような取り組みもいち早く取り入れられております。
坂下社長の説明を聞きながら、特徴を学びます。駅も近く、河原の最良なロケーションが人気が高い、地域では高額な賃料で借り手がつくこともポイントです。
こちらばデイケアサービス、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と並んで建設されたものです。同世代の新進気鋭の若手経営者とタッグを組んで、空き地となっていたエリアに事業が広がっております。
こちらは規格型ローコスト住宅です。坂下工務店はもともと入母屋の立派な住宅を手掛ける会社でしたが、このような普及住宅、リフォーム、ハウスメーカーの仕事など様々なチャンネルを持って事業拠点を分散しており成功しております。
坂下社長は月に何度もお会いする同世代の仲間ですが、学ぶところだらけの素敵な方でもあります。今回も沢山の刺激を戴きました。坂下さん、スタッフの皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。
ギャラリー
かながわ200年の家をつくる会総会
昨日は午後から、国土交通省事業平成24年度地域型住宅ブランド化事業神奈川県採択グループ、かながわ200年のいえをつくる会の総会が行われました。
かながわ200年のいえをつくる会は、全国の工務店組織JBNと、建設労働者組織全建総連を母体とする神奈川県木造住宅協会と神奈川県建設労働組合連合会のグループとなります。地域型住宅ブランド化事業はグループの地域中小工務店に長期優良住宅を建設依頼をするお客様に一定の補助金を給付するものです。
平成24年度は神奈川県内の採択グループでは最大の採択割当を戴き、その後の追加割当も合わせ、30棟の交付申請を行う事ができました。グループメンバーの皆さま、御協力ありがとうございました。
この取り組みで初めて長期優良住宅を手掛けられた工務店もありました。とても嬉しい成果です。今期は皆で更に成果をあげられるように、より活動の充実をして参ります。新たなメンバーの募集をしておりますので、気になる工務店さん、設計事務所さんは事務局の高橋までお気軽にお問い合わせ下さい!
今期は神奈川県の方針により寄り添う形で新たに戦略的な共通ルールを掲げて参ります。まずは神奈川県の山林の事情をより理解出来るように、神奈川県森林再生課の江口さんにお越し戴きお話を伺いました。
その後は、JBNと電通の協働プロジェクト、スマートホームプロジェクトのお話を電通の上田部長にお話戴きました。前席から見ていましたが、これまでに無い取り組みにメンバー工務店の確かな反応を感じました。
この会もやる事が沢山です。木材利用ポイントと合わせて皆で取り組んでまいりましょう!
JBN中古流通WG第1回目
JBN活動として参加している、今期から始まりましたJBN中古流通ワーキンググループの第1回目として、杉並区にあるスタイル工房さんに訪れました。
スタイル工房さんは今話題のリフォーム、リノベーションの第一人として有名な会社です。社内でコーディネーターからプランナー、施工管理を行っております。そして資金計画から物件探しまでサポートをしていくスタイルオブ東京というパートナーとガッチリコラボを行って、お客様にとっては入口から完成までワンストップでそれぞれのプロが支えていく仕組みを確立しております。
詳しくはまた別の機会でご案内いたしますが、スタイル工房の三上社長、プランナーの渡辺さん、そしてスタイルオブ東京の藤木社長のお話と取り組みの説明に感動しっぱなしでした。ヒントは確実に掴みました。
最後は場所を移して懇親会です。ここでも熱い議論や情報交換が行われました。三上社長、藤木社長、お忙しい所誠にありがとうございました。
祝!目黒区TTN邸上棟!
綾瀬市N邸地鎮祭
昨日は綾瀬市N邸の地鎮祭が行われました。穏やかに暖かく晴れ上がった吉日となり、この先の工事の行き先を表している様です。
コンセプトは明確で、耐震や省エネ性能という基本的な対策の上に、敷地条件を配慮した配置、建物自体のウィンドキャッチ、日射採熱・遮蔽と自然エネルギー利用も容易にできるように建築自体の対策も行っております。
また、試験採用する機器もちりばめられますのでまたこのブログでご紹介いたします。
チームNとして設計、住宅ローンとようやく着工までの道筋が整いました。苦労も報われますね。
昨日建築確認も降りましたので、あとは長期優良住宅の認定を待つばかりです。地域型住宅ブランド化事業のかながわ200年の家仕様となっております。連休明けから着工いたします。見学会も是非お楽しみに!
スマートホーム研究会
昨日は午後から汐留の電通さんに行って参りました。言わずと知れた大手広告代理店さんで私たち中小工務店には縁の無かった大巨人ですが、JBNという全国の工務店組織とのコラボプロジェクト、スマートホームプロジェクトでこのところ打合せを重ねております。昨日はJBN次世代の会として鈴木会長と研究会に参加をしてまいりました。そこで記念撮影。
試験的にサイトのデモがプレゼンされました。さすがだなぁと感心する出来で思わずニンマリです。昨日は参画検討をされているメーカーさんなどが集まりました。今までの住まいづくりに無かった全く新しいポータルサイトになります。早く皆さんに見て戴きたい!10月オープン予定との事です。
そしてこれが電通名物のいちごジュースです。昔凍ったいちごで作った懐かしいイチゴシェーキですね。
今後も引き続き意見交換を重ねて行きます。
新入社員歓迎会
床のリフォーム
床を張り替えるリフォームをしたいな、という場合でも、方法は無数にあります。工期を短くスピードをサービスと心がけるのか、下地の不安を解消した上でしっかりと行うのか、マンションなど音対策が必要なのかなど費用対効果、条件設定があるからです。もちろん、材質や色合いも。
写真は既存の床の段差関係をチェックしております。
床を工事しない、洗面の入り口との関係は、、、?
ドアと床の間はギリギリですね。おっと、奥に見える和室の敷居は微妙に上がっております。相対的に見て、付帯施工が伴う内容も判断をするのがやはりプロの視点といえます。新築工事よりもリフォームの方が難しい場面が多いのは、状況に応じた即時判断が必要な事と言えると思います。
リフォームにおけるプロの視点
リフォーム工事を行う場合、パッケージで「〇〇円!!」となればわかりやすいと思われる方も多いとは思いますが、お客様の家の状況によって必要な部材、そもそも取付の可否などプロが見に行かなければわからないことが多いのでどうしても現場調査は必要になってしまいます。
例えばこの写真です。玄関にカギを付けたい!と考えていたとします。何をしているのかわかりますか?
先ずは、玄関ドアが何でできているか。木なのかアルミなのか。現在付いている金具の色は?ゴールド、シルバー、ブロンズ?そしてこの寸法を取っているのがバックセットの寸法です。金具の中心が揃っていないと、格好が悪いですよね。それとも、気にしませんか?
まだまだあります。これは扉の厚みを計っております。金具によって扉の厚みに対応できるかどうか、確認しなければならないのです。
玄関ドアを交換したい場合。ドアの高さによって天井の照明が干渉してしまうなんてことも。室内でも吊り戸の扉が当たってしまうミスなども起こりやすいのです。
どんなことが起きても良いように潤沢に予算を計上したのならば、バクチみたいなものです。現場調査をする経費と見に行かないでバクチのように一か八かの見積もりと、どちらが良いのでしょう。私は折角伺うのならば、お客様とは別の視点での気付きをお客様に提案したいと考えるのです。
大相撲富士場所
7日日曜日は富士市のマルダイさんの御招待で大相撲富士場所に行って参りました。
新幹線の新富士駅からほど近いばしょにある「ふじさんめっせ」というイベント会場です。富士山もとても綺麗に見えるところです。
とても広い会場ですが、それでもすし詰め状態でした。1500名ほどの来場者が来られているそうです。そういえばお相撲さんの名前は「〇〇富士」という名前の方も多くいらっしゃいますが、ここ富士に大相撲が来るのは30年以上前のことだったそうです。力士の動きに会場がどよめき、歓声が上がります。
取り組みの懸賞金には、マルダイさんも多く出しておりました。地域に貢献する企業の鏡ですね。
1月に皆で訪問しましたJBN次世代の会の仲間、鳥坂建築さんも出されておりました。すごいですね。
最後の取り組みはもちろん、両横綱です。白鵬と日馬富士には特にオーラを感じます。
「バチィーーン!!」人の体が本気でぶつかり合うと、これだけすごい音がするのだと感じました。
途中で把瑠都関と記念撮影をさせていただきました。取組前の準備が済んでいないにもかかわらず、良い笑顔で写ってもらえました。いうまでもないですが、本当に大きいです。
取組後には日馬富士と記念撮影をさせていただきました。荒々しい相撲とは違って、丁寧な口調でお話をされていてさすが横綱の品格というものを感じました。今回も本当に良い思い出となりました。