ギャラリー

既存住宅現況検査技術者講習

昨日も月曜日から終日講習会に出ておりました。今回は「既存住宅現況技術者」の資格講習です。
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昨年国土交通省から既存住宅インスペクション(建物検査)のガイドラインが示され3段階のインスペクションとなりました。そのガイドラインの一段階目に沿って瑕疵担保保険会社で構成する一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会が現況検査技術者の資格を作ったという感じでしょうか。

具体的な特典は、中古住宅の個人間売買における瑕疵担保保険の検査ができることですが、長期優良化リフォーム推進事業においてもこの資格を持った検査員による現況検査が行われる流れになって行きそうです。

青木工務店では昨年末、金子課長、山田課長、堤主任の3名が受講しておりましたが、受講日当日は私の都合がつかず、私だけ昨日受講したのでした。結果は、問題ないと思います!

あれやこれやと中古住宅の流通促進のために準備を進めております。建物の調査は、古い家も新しい家も、長くお付き合いをして沢山のノウハウがあり、また法令知識や提案力もある工務店に任せましょう!となりますように。

講習に合わせて一人親方の社会保険加入についての勉強を本を買って勉強をしております。先のもう一冊も読み終えました。普段わかっているつもりでも、改めて専用の本を読めば気付くことも多くあります。職人の皆にもフィードバックしていきます。

平成26年度地域型住宅ブランド化事業に採択されました

先月のお話しになりますが、6月27日付で、平成26年度国土交通省の事業「地域型住宅ブランド化事業」に私が部会長を務める全木協神奈川県協会が採択されました!

この事業は今期で3年目となりますが、昨年度まで「かながわ200年の家をつくる会」として公募申請・採択を2年連続でいただいておりました。今年度からは「全木協神奈川県協会」として新たに公募をしておりました。

構成メンバーはかながわ200年の家をつくる会とほぼ同じですが、なぜ全木協神奈川県協会に名前を変えたかといいますと、昨年度神奈川県との木造応急仮設住 宅建設の災害協定を全木協とが締結したため、全木協神奈川県協会をより実体的で明確な活動の場とする為に名称を統一化したのです。近々K200のホームページも全木協神奈川県協会のものへ模様替えをする予定です。

神奈川県内を中心としたグループでも、最大の割り当て棟数を3年連続でいただきました。これは責任重大です。今期は特に、これまで長期優良住宅へ取り組めなかった工務店へのチャレンジ枠も明確に示されております。青木工務店もしっかりと利用させていただいて、神奈川県ブランドの長期優良住宅に補助金制度を組み合わせてお客様にご案内したいと思います。

YKKAP社員研修会

昨日は企画設計部、建築部社員全員で窓サッシメーカーのYKKAPさんの品川ショールームに研修に行って参りました。前回こちらに研修に訪れたのは3年ほど前になります。魅力ある製品などがこの所多く加わり、改めて勉強です。
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先ずは座学で勉強です。最近の省エネ基準の動向などおさらいの内容でしたが、皆さん理解されているのでしょうか。ちょうどFMやまとのラジオ「住まいのコンシェルジュ」でも省エネ基準の話をシリーズで話している最中ですが、社員はあまり聴いていないみたいです。
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4月に華々しく新発売された、トリプルガラスの樹脂製サッシAPW430の開発裏話も少し聴けました。窓台深くサッシ本体が載る事で重みに対してしっかりと支えられることの他に、温度分布も外壁の断熱層により近づくなどメリットもあるようです。私は更に、室内の窓枠の幅がコンパクトになると思いました。
他にもいろいろ、勉強になりました。
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最後に実際の本体を見ながら色々な質問をしていきます。チーフアドバイザーの佐久間さんはマニュアル通りの形式張った案内ではなく自らの言葉で商品説明をなされている様子が感じられました。良く勉強されているのでしょう。お客様にも安心してご案内して戴けると思います。
YKKAPのスタッフの皆様、ありがとうございました。
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季刊誌「ECOMOM」に掲載

環境意識の高い奥様向けの季刊誌「ECOMOM」
パッシブエネルギーハウス特集記事の中に、青木工務店のコメントを入れさせて戴きました。
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ハウスメーカーさんとは別のカテゴリーに工務店項目があり、工務店代表として同じJBNのエコワークスさんも書いております。

私のパッシブエネルギー利用のモットーは、シンプルに住まい手が使いこなせることです。昨日も最近竣工したお客様宅で、自然風を積極利用した窓の開け方などなされていたのがとても嬉しく眺めていました。
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書店で是非見つけて下さい。

国土交通大臣登録 木造耐震診断資格者講習

今日からいよいよ7月です。今年も後半戦になります。早いですね。昨日と今日と2日間、都内で表題の講習を受講しております。耐震診断や補強方法については一般財団法人日本建築防災協会が取りまとめております。こちらの主催している講習は幾度も受講しておましたが、今回は耐震診断が義務化となる建物を診断する場合の資格となるようで少し趣が違うようです。申し込みもかなりの書類が必要となりました。
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資格者講習は木造のほか、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造と分かれております。木造は全国で5会場しか行われいません。この東京会場も300名以上の参加です。

講習の内容については、普段行われいる実務なのでおさらいになりましたが、改めてテキストを読み込む貴重な機会となりました。
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YKKAPの樹脂製サッシ、APW430とAPW330

協力業者さんから、YKKAPの樹脂製サッシ、APW430とAPW330防火窓のカットサンプルが届きました。

出来たてホヤホヤということで、迅速なご提案はありがたいです。樹脂製サッシはアルミサッシよりも断熱性能が高く、北海道エリアでは多く使われておりますが、世界的にも窓は樹脂製になっている傾向にあります。供給体制が整い、いよいよ関東エリアも本格普及の予感です。
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先ずはトリプルガラスのガラス障子を備えた、APW430です。トリプルガラスはその名の通りガラス3枚で構成するガラスです。開閉部分の窓の厚みがとても暑いこともわかります(わかりにくい?)。樹脂自体がアルミよりもはるかに熱伝導率が低いこともありますが、樹脂で囲われている空気層も断熱のポイントとして重要です。

山田課長からは、サッシ下端の形状から水切れが悪いので、アルミサッシと比べて外壁を汚してしまいそうとの指摘が。さすが多くの建物のリフォーム経験者の意見です。確かに。これは課題ですね。
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正面の形状は、後に出てきますAPW330と比べて框(障子の枠の部分)が少し大きくなります。
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こちらはペアガラスとなっているAPW330防火窓です。準防火地域の多いこの辺りでは、おそらくこのシリーズがメインとなってまいります。こうしてみると、網入りガラスの6.8ミリガラスはとても分厚いですよね。ガラスが障子から落ちてしまわないように、サッシ断面の中にはスチール製の補強材、アルミ製補強材、加熱発泡剤などがしこまれております。実際に取り付けられた状態では見えません。
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正面からの形状は防火窓ではないAPW330と変わりがありません。
この先もまだまだバリエーションが増える予定とのことです。楽しみですね。
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かながわブランド県産木材

昨日は午後から、本厚木駅近くにある神奈川県森林組合連合会(県森連・けんしんれん)にて、かながわブランド県産木材品質認証部会に出席しておりました。これまでこの部会は神奈川県木材業協同組合連合会(県木連・けんもくれん)に設置されていたと思いましたが、今期からはここ県森連内に設置されたようです。
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神奈川県内には日本農林規格であるJAS認証を持つ工場が存在しないので、それに準じた品質基準内容となっているこのかながわブランド県産木材の存在意義は大きいと思います。

開会の挨拶では、部会長で県木連会長の高橋さんから、JAS認証は1万m3以上の製材生産をしないと割に合わないとのことでした。県産木材で頑張っている市川屋さんでも半分程度の生産量であることを考えると、神奈川県の製材業の厳しい状況も透けて見えます。

今回は県内の認証製材工場の新規・更新の可否検討が行われました。またそれにあわせて規約等の大幅な見直しも行われました。

品質が低下をすれば、ブランドの名前に傷がつきます。また難しすぎても非現実的なものとなり誰も実施ができません。地域の木を使うことが神奈川県の環境改善に良いことと併せて、木材に携わるものとして普及促進をしていかなければならないのです。

2014年青木工務店安全大会・合同研修会

昨日は午後から通常業務をお休みして、大和商工会議所で安全大会及び合同研修会を行いました。

青木工務店では1年に2回、社員・大工と協力業者の皆様とお集まりいただく機会があります。

この安全大会・合同研修会はそのうちの1つの大切な機会です。今回も多くの方に集まっていただきました。

昨年の青木工務店は事故ゼロとはいきませんでした。大けがではないのですが、繁忙期に合わせるように木工機械によるケガが続いたことは大いに見直すべきことです。また交通事故も発生したことも残念な事でした。
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基調講演には首都大学東京名誉教授、深尾先生にお越しいただきました。

本来であれば青木工務店ではお呼びできない先生ですが、3月竣工でご自宅の工事をさせていただいたきっかけもありお願いしてしまいました。先生、お忙しい所、誠にありがとうございました。

先生からは、日本の家はもう十分に耐用年数が長い建物をつくる技術があると、ベターリビング研究所の資料等をもとにご説明いただきました。

また家を好きになっていただくための動機についても触れて、ハードとソフトの高次元での融合にも触れられておりました。

懇親会の場でも、幅広い見識の中で色々とお話を伺えることができました。工事の打ち合わせでは、私の理解は点と点ばかりでしたが、だんだんと線になってきました。記念誌をまた読み返します。
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講演を聞いた皆さんからも、とても興味深い感想をきくことができました。私たちの仕事のあり方は、またまた変化していきます。
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一般社団法人 富士山木造住宅協会総会

昨日は静岡県の一般社団法人富士山木造住宅協会の総会に参加しました。静岡県の地域協議会もこの団体が事務局をしていますので、木材利用ポイントや省エネ技術講習なども静岡県ではこの団体が統括していることになります。
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会員も工務店だけで221社とダントツです。昨年度の地域型住宅ブランド化事業も100棟に迫る実績。神奈川県と比較すると元気さが違います。
私もこちらの会員なので、普通に総会に出席しています。会長は次世代の会でも御子息の専務にお世話になっている清水の大功建設の大瀧社長。力強い挨拶で始まりました。
静岡県では県独自のリフォーム補助制度などもあり、とても参考になりました。懇親会では私が一年間日経ホームビルダーの記事に掲載させていただいた関係で、多くの工務店さんから中古住宅流通について色々と話しかけられてとても嬉しい事でした。神奈川県も静岡県に負けていられません。

マルダイさんの展示会

昨日は午後から外出です。先ずは神楽殿の工事をしている座間神社さんに行ってまいりました。
建て方作業を大工皆で手お越しで行っております。声を掛け合ってチームワーク良く作業を進めておりました。夕方までには野地板を張るまで完了したとのことです。梅雨入り前にこの部分が終わって本当に良かったです!
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その後富士市のマルダイさんの展示会に行って参りました。欲しかった材料を一通りそろえることができました。いつもありがとうございます。他にも色々と商品を見て参りました。こちらは秋田杉のボードです。小さな木片を集めているので一見もろそうですが、曲げられるほどしっかりと作られておりました。材料を見ながら、利用方法のアイディアが浮かんで来たので試しに購入してみました。何ができるかは、またお楽しみに。
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こちらも同じ会社のもみ殻ボード。あきたこまちのもみ殻を固めてボードにしております。断熱材を想定したようでしたが、プレスをする際に着色をした材料を入れたり、モミジや土筆などをあしらったりすることで独特の雰囲気のあるものに仕上がっておりますね。
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こちらは富士山を描いたふすまです。違う種類の木を上手に使って自然な色合いの富士山になっております。ここまで製作期間は10か月とのこと。まだ未完成なのだそうです。しばらく見入ってしまいました。
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マルダイさんの在庫で眠っていた、屋久杉の大きな一枚板も展示されておりました。樹齢2000年ほどでしょうか。550万円という価格、皆さん安いと感じられますか?高いと感じられますか?
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祝!祐天寺Y邸上棟!

梅雨入り前の清々しい青空の下、目黒区祐天寺で施工中のY邸が無事に上棟いたしました!
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設計監理はi+i設計事務所さんです。もう何度も工事をさせていただいているので、お互いのチームワークはバッチリです。敷地南面に共同住宅があるので、ルーフバルコニーの高い位置から光が建物全体に降り注ぐ設計となっております。
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作業は順調そのものだったようです。上棟日にここまで進んでいるのは、今後の現場の進捗に弾みが付きますね。現場責任者は廣橋、大工棟梁は島田大工です(梯子から顔をだしていますね)。
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Y様手作りの料理に皆で舌鼓。大変美味しくいただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
ご家族が集まる新しい住まい。Y様が安心して暮らせるように、しっかりと作り上げていきたいと思います。Y様今後ともよろしくお願いいたします。

かながわ住まいづくりフェア2014

土曜日は関内の産貿ホールにて行われていたかながわ住まいづくりフェア2014に出展者として1日おりました。
JBNと全建総連で構成されている全木協の神奈川県協会として出展です。
神奈川県との木造応急仮設住宅建設の災害協定を広くお伝えするとともに、構成する会社の案内に務めます。
ブース前面には神奈川県産木材のマイ箸づくりコーナーを設置しました。
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次々とマイ箸づくりを希望される方が訪れ大盛況となりました。小さなお子様もチャレンジ!
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初めてカンナに触れる外国人の方も興味津々な様子でチャレンジ!
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皆さん上手に作られておりました。手触りと木の香りに皆さん自然と笑顔に。木材という材料自体のポテンシャルを一般の方へ伝えるのも私たちが頑張らなければならない事ですね。
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