長野県に行った時には2019年の豪雨災害で千曲川の決壊にともなう甚大な被害を受けた長沼地区にも廻りました。
かつての住宅も多くが撤去され家はまばらになった中で中央エリアには復興に向けた大きな看板がありました。
4年近く経過して町がどの様になっているのか視察です。
被災後に建て替えをされたと思われる住宅です。
周囲より地盤を高くして再度の被災対策が施されておりました。
こうして建て替えができる力のある方は今後への強い意識が感じられます。
まさに復興のシンボルです。
こちらは改修したと思われる住宅です。
浸水した高さまで外壁が別の仕上げに変わっております。
もしかすると下地も浸水対策がされたものに変えられているのかもしれません。
リンゴ栽培が盛んな地区なのですが、恐らくリンゴ農家さんではないかと思います。
こちらの住宅も同じように外壁の下付近が別の仕上げになっておりました。
私が前回訪れた時は住民とボランティアの方が黙々と泥を出す作業を行っておりました。
今ではすっかりと綺麗になったので本当に良かったと思います。
神社は鳥居を含め全て新しくなっている様子です。
この地区を離れた方も多いのかもしれませんが、こうして着実に復興へ向かっている様子がわかり胸が熱くなりました。
善光寺近くの応急仮設住宅が建設されたエリアにも向かいました。
全木協長野県協会の木造応急仮設住宅です。
今年の2月に完全撤去され、更地に戻っておりました。
応急仮設住宅の供与期間は原則2年です。
2019年11月に視察に訪れた時の写真です。
まだ工事期間中で全国から多くの職人が集まり引渡しに向けて作業を進めておりました。
同じアングルで写真を撮ってみました。
応急仮設住宅が必要と無くなった事は日常に戻った良い事なのです。
こちらも2019年の写真です。
視察に訪れた私たち向けに説明をしてくれている様子です。
地元の皆さんが疲労が見える中で熱く語っていたのを覚えております。
これも同じアングルで写真を撮りました。
まだまだ大変な思いをされている方もおられると思いますが、この経験を活かして全国的に災害対応が進んで行くように私たちもできるだけの事を継続的に行っていきたいと思います。