先週の23日(金)から25日(日)まで、全木協神奈川県協会のメンバー有志で台湾へ研修旅行に出かけました。国土交通省事業に「地域型住宅ブランド化事業」というものがありますが、これは木造住宅の木材生産から製材、加工、販売、建設に至るまでの構成グループで生産する住宅をブランド化する事業です。今年度までは中小の大工・工務店がつくる長期優良住宅に一定の補助金が交付されてます。
昨年度まで「かながわ200年の家をつくる会」として活動をしておりましたが、昨年度神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定が締結されたので今年度からは「全木協神奈川県協会」としてブランド化された「かながわ200年の家」を皆でつくっていくことになりました。今期も採択されるといいのですが、、、。
前置きが長くなってしまいましたが、リアルな長期優良住宅の研修を想定して初めて台湾に訪れました。台湾は鉄筋コンクリートの建物が一般的ですが、日本が統治していた時代には木造の住宅などが多く建てられました。今でも使われているものも多くあります。日本人が建てた木造住宅が集中しているエリアに向かいました。しかし残念なことにメンテナンスやメンテナンス方法が適切ではなく保存状態は悪いものでした。
しっかりとメンテナンスがなされたものは、現役バリバリで良好な状態を保っておりました。こうなっていると嬉しくなります。
一方で、ひどい状態のものも多く残っておりました。もちろん使われていない建物です。こちらは瓦屋根で棟の漆喰が取れてしまったのでしょう。その後放置したために棟から屋根が崩れてしまっていました。とても危険な状態で放置されておりました。
こちらは道の沿道の建物がしっかりと保存されておりました。おそらく保存地域に認定されているのでしょう。
建物の前には看板が立てられ、歴史が書かれていると思います。中国語だけでしたのでよくわかりませんでした。
私の持った結論は、メンテナンスをする方法とそれを行う職人が居て初めて長期優良状態に住宅が保建てるのだという事でした。いいかげんな補修がなされた木造住宅の傷み方は、適切なそれと全く異なるものでした。そして建物のオーナーにも維持していくためのそれなりのしっかりとした意味づけがなければなりません。台湾のリアル長期優良住宅が教えてくれました。
かながわ住まいづくりフェア2014開催!
今週末31日土曜日は、毎年恒例のかながわ住まいづくりフェア2014が行われます。
参加は無料、それどころか事前申し込みをするともれなくクオカードがもらえるそうです。
当日はスタンプラリーのほか、ミニセミナーや相談会なども行われます。
青木工務店では、「全木協神奈川県協会」としてこのイベントに参加をしております。私と藤原君はブース内におりますので、是非お声掛けください!!
かながわ住まいづくりフェア2014
JBN中古住宅流通シンポジウム
今日は飯田橋の住宅金融支援機構本店にあるすまいるホールをお借りして、一年間参加活動をしていたJBN中古流通WGの成果報告を兼ねたシンポジウムが行われました。私は第2部のパネルディスカッションのパネラーとして参加しました。ワーキングの主査は坂下工務店の坂下社長、コーディネーターには日経BP社の安達さんとクオリアの阿久津さん、工務店は他に岡庭建設の池田専務、小林創建の小林社長、不動産屋さん代表として武蔵野不動産の畑中社長というメンバーでした。
住宅の流通は工務店だけでは当然できません。国土交通省からは土地建設産業局不動産業課から矢吹さんがお越しになりご挨拶いただきました。
そのあと国土交通省住宅局住宅生産課の松野さんに国交省の取組みと、JBNの活動に対する大きなエールをいただきました。国交省から2つの部署の方がお見えになることもこれまであまりなかったことなので画期的なシンポジウムなのです。
参加者は工務店の他、全宅連やアットホームなどの不動産関係者にも御参加いただきました。
パネルディスカッションは時間配分が上手くいかずお伝えしきれなかったことがおおいのですが、このワーキングは形を変えて継続されますので別の機会にお話がしたいと皆で話しております。工務店と不動産屋さんとの取組みは加速していきます。
長嶺工業所②
住まいのコンシェルジュ 第337回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日も前回に引き続きゲストをお招きしております。「長嶺工業所②」の長嶺専務です。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は「芝生の植え方」についてお話しいたします。次回もお楽しみに。
雨の中の講習
今日と明日は終日都内です。朝は初めて衆議院議員会館に訪れ、小泉進次郎議員にご挨拶させていただきました。
10月に行われるJBN全国大会への御出席に内諾をいただくことができました。
昨年は神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定の締結かでき、今年1月には横須賀で実際に仮設住宅を建てる講習を行いました。
小泉進次郎議員は東日本大被災地復興取組みに特に頑張っていることはよく知られておりますが、思うように進んでいない原因の一つに、建設労働者や技術者不足に行き当たったのかも知れません。自らその問題をお話されたことに私は感激しました。全国大会、皆さんご期待下さい。
午後からはJBN次世代の会の講習です。80名近い多くの参加がありました。清水英雄事務所さんから、営業研修講座のお話です。社員の藤原君も参加してもらいました。新鮮なたくさんの気付きがあり、新しい取組みのヒントを得ることができました。
第2部は国交省住宅局住宅生産課から林田木造振興室長より今年度の施策やその先の動向などについてお話いただきました。工務店一社では出来ないことを皆が集まれば出来るかもしれません。明日への展望が開かれます。
神奈川新聞さんに掲載いただきました!
樹脂窓が熱い!
日本の住宅の窓の遍歴は、時代の鏡となっているようです。かつては木製建具が使われておりましたが、より耐久性が求められたことと気密化をもとめられてアルミサッシに変わりました。そこで木製建具をつくる職人さんが一気に減ってしまいました(更に追い打ちをかけるように建材メーカーが枠とドアが一体となった組み立て建具を大工さんが取り付ける事となり絶滅危惧種に)。
アルミサッシはより省エネ性能向上が求められてペアガラス化となりました。そして更なる省エネ性・快適性向上のためにアルミ樹脂複合へ。
そしていよいよ、樹脂サッシを使った世界レベルの断熱性能を持つサッシが普及期に入ります。世界を見渡せばアルミを窓に使っている国はごくわずか。樹脂製が主流なのです。
そしてこの春新発売のAPW430は世界トップクラスの省エネ性能。APW330防火も加わり、私たちの施工するエリアで多い準防火地域にも樹脂窓が使える機会が多くあります。
年内にはリクシルからも高性能な樹脂窓が販売されるそうです。正に熱い分野ですね。
青木工務店ではYKKAPの樹脂窓を強く推すのには理由があります。取付る際の壁からの出幅が大きいのです。ここが最大のポイントです。なぜならばのちの建物自体の耐久性に大きく信頼性が変わります。そして通気工法や厚さのある外壁仕上げとなる場合にも対応しやすいのです。
窓の為だけに家を建てるわけではありませんから。窓の大きさや種類はかつてのアルミサッシほどのバリエーションはありませんが、ニーズが増えればメーカーさんも本気にラインナップを増やしていくでしょう。と、同時にメンテナンス体制もお願いしたいところです。
長嶺工業所①
住まいのコンシェルジュ 第336回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日は新しいゲストをお招きしております。「長嶺工業所①」の長嶺専務の登場です。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回も引き続き長嶺専務にお越しいただき「長嶺工業所②」をお送りします。次回もお楽しみに!
Taker`s Ink②
住まいのコンシェルジュ 第335回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今回も前回に引き続きゲストをお招きしております。「Taker`s Ink②」さんです。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は水道屋さんの長嶺工業所の長嶺専務にゲストに来てお話しいただきます。「長嶺工業所①」お楽しみに。
近況報告
業務に追われていてなかなかブログを更新できておりませんが、久しぶりに近況報告です。 続きを読む 近況報告
Taker`s Ink①
住まいのコンシェルジュ 第334回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日は久しぶりにゲストをお招きしております。「Taker`s Ink①」の登場です。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回も引き続き本川さんがゲストです。お楽しみに!