「日常業務」カテゴリーアーカイブ

青木工務店の年末年始休み

今期の青木工務店の年末年始休みは以下となります。

2023年12月29日金曜日から2024年1月5日金曜日まで。

6日は午後から賀詞交換会で会社の電話は留守番電話に切り替わります。成人の日を挟んで通常業務は9日からとなります。

連休中はご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

家族の記憶

過日、解体工事初日の現場に行く機会がありました。

直前までこの家にお客様が住んでいて引越しをしておりました。

お引越しを家族総出でしていたのでしょう。

その時に書かれたと思われる壁への伝言を見つけました。

私も生業として家づくりを続けておりますが、こうした出来事に出会うたびに、普通の方に最も身近な建築である住宅は住まわれる方の人生に深く刻まれるもので責任ある仕事だと思い知らされます。 続きを読む 家族の記憶

電気自動車充電規格の集約!?

このブログでも何度か取り上げています、電気自動車の充電規格の件です。

ニュース報道では日系自動車メーカーのトップ3がいずれも北米ではテスラの規格「NACS」を取り入れる事となりました。

NACSはスーパーチャージャーから名前が変わっていました。

日産自動車が7/19に発表をしたのを皮切りに、9/11には本田技研工業が発表、そしてトヨタ自動車も10/19に発表となりました。

これで北米はNASCが電気自動車の標準規格となるのが確定したといえます(別の規格の電気自動車のオーナーにはアダプタ対応とのこと)。

いずれも2025年から導入開始のようです。

さて、日本はどうなるのでしょうか。

テスラがNACS規格を昨年11月に解放したのを受け、日本の規格チャデモの旗振り役だった日産が先ず動いたので、日本でも今後は雪崩がおきそうです。

実際にコンビニのファミリーマートはNACSの充電設備を駐車場に設置を進めております。

テスラ車に乗る顧客を新たに呼び寄せる思惑のようです。

高速道路のSAなどはこれまでの経緯からNACSは入り込みにくい状況でしたが、SAのファミマなどからも増えていきそうです。

そして私の本業にかかわる電気自動車の家庭用コンセントです。 続きを読む 電気自動車充電規格の集約!?

ジャパンホーム&ビルディングショー2023

今年は11/15から11/17まで開催されているジャパンホーム&ビルディングショーですが、私は初日に行ってまいりました。

朝から電車に揺られ東京ビックサイトへ。

色々な面での情報収集をしていきます。

会場内は写真撮影禁止なので 続きを読む ジャパンホーム&ビルディングショー2023

JBN許容応力度計算セミナー東京会場

先週の月曜日は午後から都心に移動、JBN許容応力度計算セミナー東京会場の主催側で参加致しました。

このセミナーは全国8ヵ所で開催され、東京会場が第1回目となります。

併せて出来立てホヤホヤの中大規模木造事例集ver.2も御紹介しています。

今回の許容応力度計算オリジナルテキストを作成していただいたのは細田工務店の齊藤さんです。 続きを読む JBN許容応力度計算セミナー東京会場

ワクトさん30周年パーティー

先週水曜日は夕方から水天宮前のロイヤルパークホテルに行っておりました。

店舗設計プロデュースのワクトさんの創業35周年パーティーにご招待いただきました。

地域工務店をルーツに持つ和田社長のアイディアでしょうか、木遣の祝い唄からスタートしました。 続きを読む ワクトさん30周年パーティー

南青山へ

先週の金曜日は朝礼後に電車移動、港区南青山へ。

アイプラスアイ設計事務所の飯塚さんと待ち合わせで新築工事やリノベーション工事を検討されているO様宅にて現地確認に行って参りました。

表参道駅をおりて現地へ。

オサレなブティックが立ち並びます。

やはり一際目立つのがガラス張りのプラダ青山店です。

設計者は北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」を設計した、 続きを読む 南青山へ

ガルバリウム鋼板仕上げのミラー付フラッシュドアの取付け

川崎市K邸マンションリフォームに関するこれまでの記事

7月2日 セルフリノベにイケアハック(IKEA HACK)?
8月6日 IKEAのTOFTBYNを再利用した引戸の制作準備
8月20日 ミラー付きアウトセット引戸の制作
9月3日 ガルバ仕上げのミラー付フラッシュドアが完成

「イケアの(IKEA TOFTBYN)ミラーを引戸に改造したい」というご相談からスタートした川崎市K邸の建具工事ですが、いよいよ本日は最終工程の取付け作業に入ります。

下地を確認しながらレールを取り付けます

奥様のご要望でソフトクローズ装置を組み込んであります。

小一時間ほどで取付け作業を完了しました

ラワン材とガルバリウム鋼板の相性

「今回選んだガルバリウム鋼板のマットな質感とラワン材がマッチしていて高級感がある」とご主人様。

「昭和生まれの私たちにとってラワン材はとても親しみのある素材です。どちらかと言うとチープな印象だったのですが180°印象が変わりました」と奥様からもお褒めの言葉を頂けました。

サンゲツの壁紙「INNOVATIVE WALL」を巧みに使い分けたK邸の内装に合うようにラワン材をご提案しましたが気に入って頂けたようで嬉しく思います。

DIY ① 余った巾木を利用して自らレールカバーを自作

レールの色についてK様と打ち合わせしていた時に「気に入らなければ自分でマスキングテープを貼るなり塗装をするから」とおっしゃっていた意味が判りました。

K様は当初からDIYされるつもりだったようです。

ちなみにこのレールカバーの材料は「巾木」だそうです。

「業者さんから譲り受けたものを切ってくっつけただけ」とK様は楽しそうに語っていました。

巾木を本来の用途以外に使うアイディアは素晴らしいと思います。これぞSDGsですね。

DIY ② ニッチにガルバリウム鋼板を貼る

K様の説明によると「小物を飾る棚を作ろうとは思っていたが、何をやっても中途半端な気がして手つかずの状態だった」と語っていました。

フラッシュドアの仕上げについて考えていた時に「ここに余ったガルバリウム鋼板を貼れば市販のマグネットトレイや収納などを利用できる」と思いついたそうです。

「ミラー部分をカットして残った端材を利用するから」と予めK様からのご要望を板金業者に伝えていました。

クロスの上から両面テープで貼ったそうですが、しっかり接着されていて強力な磁石で引っ張っても剥がれる心配はなさそうです。

活用されていなかったニッチのようなスペースが、マグネットも利用できる黒板兼ニッチとしてアップグレード

「あったら面白いだろうなと思っただけで、今のところは特に使い道は決めていない」そうですが、ここが黒板やニッチ棚として利用できたらとても便利ですね。

K様がチョークでカフェ風のイラストを試し描きされていました。

セルフリノベーションを途中で断念した

畳敷きの和室を床下収納付きの洋室に作り替えたり、ガルバリウム鋼板とIKEAのキッチン収納シリーズKUNGSFORSを活用してレストランのようなオープンキッチンに変身させたりと、K様のアイディアとセルフリノベーション技術には驚かされるものがありました。

今回も当初はDIYでIKEAの大型ミラーとバーンドアを合体させる計画だったようですが、計画途中でご自身では手に負えないと判断されたそうです。

そんなK様だけに感想が気になります。

K様の感想は

ご夫妻それぞれに今回の感想を伺ってみました。

ご主人様「初回の打ち合わせでクルシノさんにウチのインテリアを見てもらっていた事が良かった。こちらの要望に対する彼女のアドバイスは常に適格でした」

「素人ながらこれまで色々DIYにチャレンジしてきましたが、今回クルシノさんのお仕事ぶりを間近で見る事ができて改めてレベルの違いに気づきました」

「作る楽しさを知っているので、これからも自分でできる範囲の事は自分でやりたいと思っていますが、今回は完成形が見えてこなかったので青木工務店さんに頼んで本当に良かったと思います」

奥様「何年も前からドアを付けて欲しかったので大変うれしく思っています。住みながら部分的なリフォームを繰り返してきたので当面は余裕がないですが、いずれキッチンとかも相談したいと思っています」

K様ありがとうございました。

番匠木工では様々な建具や家具などを制作しています

>>>番匠木工の建具・造作例

「こんな収納が欲しい」「あったら便利だと思う」など、K様のようなご要望がありましたらお気軽にご相談下さい。