関東大震災から100年目

今年は関東大震災が発生して100年目。

関東大震災の震源地は松田町で、その後3分後と翌日に同規模の余震が相模湾沖にあったという事は皆さんご存知でしたか?

神奈川県もいつ大地震が起きてもおかしくない時期になっていると言われておりますが、皆さん普段の備えはいかがでしょうか。

私も全木協の活動を通じて被災地に脚を運ぶ機会を何度もいただいておりますが、そこで見聞きしたことを出来るだけ多くの方に伝えるようにしております。

写真は熊本地震で倒壊した建物です。瓦屋根の平屋の建物で比較的まだ新しいと言えそうですが大きな地震の影響で倒壊していました。

こちらは東日本大震災での写真です。

町が流されしまい町のあった面影はありません。

遠くで火事が起きていたのは放火か何かだったのでしょうか。

日常は無く無法地帯のような様子でした。

こちらも東日本大震災の時の写真です。

地盤が歪み護岸周囲は海水がまだ引いていない様子でした。

乗り上げた船が津波の大きさを物語ります。

全木協では地元の手で作り上げる木造応急仮設住宅の建設を推進しております。

私が会長を務める神奈川県協会では毎年事業計画を立てて建設訓練や応急修理の研修会など行っております。

今年は実際の建物で瓦屋根の修理の研修を行う予定です。

これらの写真は全て私が現地で撮影したものです。

私の行動の根底にはこれらの様子で感じた想いであります。

皆様も日々の日常生活で忘れがちであってもこうした節目に家族で話し合い災害時の行動の確認や待ち合わせ場所の決定、自宅での備蓄など行い有事の際の備えをお願いします。