築40年以上の古い木造住宅を耐震&バリアフリー&省エネ改修を行いました。
無垢材をふんだんに使用した内装仕上げとなっています。
ギャラリー
災害時の応急仮設住宅対策に係る訓練
昨日は午後から、災害時の応急仮設住宅対策に係る訓練にオブザーバー参加をしてまいりました。
主催は神奈川県公共住宅供給推進協議会で、神奈川県の音頭により、神奈川県下の市町村の担当の方が集まり訓練プログラムが実施されました。
具体的な中身は割愛しますが、災害により被災の状況を想定した設定でどの規模でどの種類の仮設住宅がどれだけの数をどのように配置して必要とされるかを皆でグループディスカッションして発表するものでした。
私は全木協神奈川協会の役員としてオブザーバー参加をしたのですが、行政マンである参加者の皆さんが真剣に討議をしている姿には、同じ神奈川県民としてとても頼もしく感じました。県の責任者である住宅計画課の庄司課長の言葉にも、取り組みの本気度がとても強く感じました。
私たち地域工務店や職人も定期的な訓練を実施して、万が一の事態にも力が発揮できるようにしなければならないと改めて強く思いました。
祝!大磯S邸上棟
JBN全国大会の準備
先週末は横浜ロイヤルパークホテルの視察を行いました。横浜ロイヤルパークホテルは横浜ランドマークタワーにあります。全国2500社の工務店団体である一般社団法人JBNの全国大会ですが今年は私たちのホームグランド神奈川県で行われることが決まっております。会場は横浜ロイヤルパークホテルなのです。
車寄せから会場、控室など一通り見て廻り、計画とのイメージを擦り合わせていきます。それにしてもどこも豪華な造りですね。ここロイヤルパークホテルは神奈川県のホテルでは一番広い宴会場を持っております。普段施工する建物とスケール感が違うのでもう何だかわかりません。
かなきょう(神奈川県木造住宅協会)の役員が今年の全国大会の実行委員のメンバーの中心となります。高いところに来るとどうしても窓からの景色が気になりますね。
上階にあるレストランからの眺めは最高ですね。左に見えるのは、私と妻が結婚式を挙げたヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルです。高さが全然違います!
開催日は10月9日と10日の2日間。準備はこれから本格化していきます。
リノベーションリフォームの説明
元住吉S邸スケルトンリフォームお引き渡し
敷地内の木をマイホームに使う
青木工務店の来期に向けて
青木工務店は今月が決算です。1年を締めくくり、毎年あれこれと思いを巡らせるのですが先ず思うのは、今期もお客様に支えられて過ごすことができたありがたさです。会社はなかなかいう事をきかない大きな生物のようですが、反省を活かして必ず改善に向くように先ずは私がすっかりと変わり続けなければなりません。
先日の福島県出張でも、日々の生活のありがたさを痛感する一コマがありました。
講習会の会場となった建物に張られているこの表は、東日本大震災で安否確認の様子や建物の損壊を表したものです。
震災後、この場所は仮設住宅建設の前線基地でした。写っている和田さんはエコビレッジといういわき市の工務店社長です。地域でリーダーシップを発揮して苦難を皆で乗り越えていったのでした。
朝日が昇ると町に人が出てきて掃除をしたりごみ出しをする。道路に車が走る。電車が時間通りに駅に到着する。そんな日常があることの大切さを強く感じました。
来期はお客様の日常の生活に寄り添えるような提案と実現を、企画・設計・工事・メンテナンスを通じてより深化させていきたいと思っております。
長期優良住宅説明会in福島
今朝は久しぶりに出勤ラッシュの電車に揺られて久しぶりの東北新幹線。
JBNの活動で長期優良住宅を大工工務店の取り組み促進を目的とするセミナーの講師のひとりとして福島県に来ました。
申請方法や住宅履歴、実例のセット講習です。私は実例担当。この講師役には長期優良住宅に慣れているJBN次世代の会の多くのメンバーが勤めており、今回で全国オーラス、トリとなります。
会場には忙しい中、30名と多くの人が集まりました。もちろん、私は福島県の地域事情に詳しい訳ではありませんが、地域ごとに求められる長期優良住宅の在り方を見つけ出すヒントが見つけてもらえたならば、嬉しいですね。
長期優良住宅は新築住宅が先行していましたが、今回長期優良住宅化リフォームという名称で補助事業も発表されました。法律ではもともと新築だけではなく既存住宅にも長期優良住宅は想定されていたそうです。いずれも良質な住宅の資産価値化・流通促進の為のラベリングツールの一つとして取組まなければならないと強く感じます。
建神連さんの新年会
今日は夜から横浜のホテルで行われた建神連さんの新年会に、神奈川県木造住宅協会の副会長として、会長の山田さんとご招待いただき始めて参加いたしました。
父もJBN会長としてご招待いただいた事は今日知ったのですが、更に木造応急仮設住宅の神奈川県との災害協定に御尽力いただいた山本県議会議員もご招待されていて、会場で驚いてしまいました。
建神連さんとは全木協神奈川県協定として、JBN神奈川として、地域型住宅ブランド化事業のグループかながわ200年の家をつくる会としてなど様々なコラボレーションを近年深めております。
住宅産業には大小さまざまな集まりがあるのですが、どれも同じようだったり有名無実だったり一部の企業の利潤追求の仕組みだったりと外からはわかりにくく知ればがっかりさせられてしまう事も少なくありません。その様な中でも工務店と職人の集まりは神奈川県はバッチリ上手くいっております。
建神連さんとは今後もお互いの相互関係でお世話になります。ありがとうございました!
全木協神奈川協会木造応急仮設住宅講習
昨日は早朝から横須賀市久里浜に移動です。全木協神奈川協会主催で木造応急仮設住宅講習が行われました。
午前中は座学です。皆さん忙しい中多くの方が集まってもらえて本当に感謝です。ここ数年の活動が報われた思いで感激しました。応急仮設住宅の取り組みの意義と、実際に東日本大震災で建てられた工務店の体験談、木造応急仮設住宅の建設方法など広範囲に渡って勉強をしました。
私も講師としてお話ししました。 続きを読む 全木協神奈川協会木造応急仮設住宅講習
大和太子講
昨日は15時より、下鶴間にある観音寺さんにて大和太子講の集まりでした。毎年この時期に、地域の建築関連の会社や職人が集まって、その年の安全祈願と懇親を深めます。太子堂の中には聖徳太子様が祭られております。
聖徳太子は建築の神様でもあります。伝統を重んじながらも新しいものを導入する考えは建築にももちろん通じます。聖徳太子を祭るこの「太子講」は全国各地にあるようです。大和太子講も戦争の動乱時期には一時中断しておりましたが、相当の歴史があるそうです。青木工務店では祖父の時代から参加をしており、この時に羽織る半被も祖父から父、そして私に引き継がれております。
参加者は他の集まりでも良くお見かけする方ばかりです。その中では私が最年少です。毎年高齢で亡くなる方、事業の承継者がおらず会社が無くなってしまうなど参加者が減ってきているようです。若くて独立された方なども新規に募集しても良いかもしません。おそらく特別な規定など無いのではと思います。