年内最後のJBN中大規模木造WG

昨日は朝から電車に揺られて八丁堀へ。電車のダイヤの乱れには参りました。年内最後のJBN中大規模木造WGを行いました。

今回は国交省から建築指導課の山口課長補佐、住宅生産課から中舎さんにお越しいただき、社会資本整備審議会の建設分科会で討議されている中大規模木造建築の推進を視野に入れた法改正などの資料をご説明いただきました。実はこの前日に会議がなされたばかりの出来立てホヤホヤの情報です。詳しくは控えますが、大工工務店が取り組む木造建築に大いに関係する、歓迎すべき内容が大きく、私もお話を聞きながらワクワクするイメージが広がっていきました。

この他には、吉野石膏さんから技術情報として実践すべく内容が盛り沢山いただきました。 続きを読む 年内最後のJBN中大規模木造WG

第2回住宅・都市イノベーション総合展

一昨日から東京ビックサイトで開催している住宅・都市イノベーション総合展。ラジオでも紹介しておりました。東京開催は今回で2回目。今年は大阪でも行われましたが、今後は年に2回、東京大阪と毎年行うようです。私は初日と2日目に会場におりました。初日は仲間の工務店の講演をJBN次世代の会の催しとしてきいておりました。

工務店の取り組む既存住宅流通の講演。西東京市の岡庭建設の池田さんが講演を行いました。 続きを読む 第2回住宅・都市イノベーション総合展

木を使った小物類の制作

青木工務店は木材を取り扱う仕事が得意、ということで木を使った小物類の作成も良くお話をいただきます。職人の日当で金額が決まるので買った方が安いのか、それとも作成した方が安いのかは量と内容によりますが、良質な材料で手作りで造ることの価値は普遍的なものと思っております。

今回は2点の製品を作成しました。一つはまな板です。

まな板なんて余った木を削ればいいじゃない、と思うかもしれませんが、一時利用でなくきちんと考えると材料選びから変わってきます。私も以前、とある木工フェアで見かけたまな板で「木曽ひのき」と大きく謳った

製品をみかけましたが、木曽ひのきらしい木目や節ではなく、しかも幅剥ぎ(幅方向に張り合わせた材料)で、そしてかなり高価だったのを思い出します。

まな板なので水に強い系の樹種から選定します。また板の反りを考えると柾目板が良いのですが、水に対する耐久性や包丁へのあたりの良さを考えると板目となります。今回はヒノキ材で反りに対しては板の厚さで考えて板目材としました。


建具見習いのクルシノさんに 続きを読む 木を使った小物類の制作

三崎町小網代S邸敷地確認

日曜日は午後から三浦半島へ。三崎町小網代で計画中のS邸の敷地を確認しました。三崎といえば、ラジオの相方である石上さんの故郷。神奈川県内でもこのエリアはまた独特な気質に感じます。

敷地は相模湾を介して富士山がしっかりと見える好立地です。2階からの眺めはまた別格に良くなりそうです。

断層や過去の航空地図からの土地履歴などなど基本的な情報は事前に確認してまいりましたが、敷地を見ながらまた色々と気付くことも多くあります。もちろん、SUNSEEKERで太陽の季節ごとの軌跡も確認しました。

この後S様ご夫妻との打ち合わせ。考えや思いを真っすぐにお伝えいただいたので私たちもイメージが沸きます。素敵な家に仕上げてまいりたいと思います!

神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」