今日は晴天の中、横浜市中区Y邸の地鎮祭でした。横浜市の繁華街近くなので駅も近く利便性の高い立地です。
建物両側は目一杯になりますが、背面には空地があることと、ファサードとなる正面もマンションの空地となっていて圧迫感はありません。
マンションに挟まれた防火地域ですが、青木工務店なので木造住宅になります。準耐火構造となり面積制限があります。
設計監理はi+i設計事務所さんです。
いよいよ着工となります。Y様、よろしくお願いします。
移動時間は大切な読書タイム、ということで最近読んでいた本をご紹介いたします。
その名も「国土強靭化」
一般的にマスコミから伝わるこの取り組みは、再び公共投資ドバドバで時代を逆行すること、と言われておりますが、この本では取り組みの意義について、国土強靭化・防災担当大臣である古谷圭司さんが解説しております。
東京だけの首都機能集中、東名高速道路や東海道新幹線に偏った物流の大動脈の脆弱性などなぜ第二東名やリニアモーターカーを進めているかなども良くわかりました。
その中の一つに住宅の事が触れられており、ここは私も激しく同意できるところでした。耐震化、住宅の品質に応じた資産価値評価などです。住宅という個人資産が市場に
流通することで社会資産へと変貌します。これからの私たちの仕事に希望を感じることができる良い本でした。
築40年の家をリノベーションリフォームさせて頂きました。
間取り変更(水廻り位置の大幅変更、壁を撤去、西面敷地への開放)など
耐震改修、カリン無垢フローリング採用など 続きを読む リノベーションリフォーム施工例(目黒区O邸)
先週お引渡しになりました目黒区O邸リノベーションリフォームの様子を少しご紹介いたします。
築約40年の旧耐震基準の建物でしたので、もちろんしっかりと耐震補強を行いました。診断から耐力壁のバランスが悪いこともわかったので、バランスを補正することも行いました。その結果、どうしてもファサードとなる道路面も補強しなければ整えられなかったので、玄関脇の外壁を耐震化しました。その部分はわざと外壁の仕上げを板張りに変えたのですが、アクセントとなって自然に仕上がっております。
2階がリビングだった間取りをオーソドックスに1階に移動しました。その上で敷地西側に大きな開口を設けてウッドデッキを設置。この空間は見違えるほど良くなりました。そして青木工務店の在庫のカリン無垢フローリングが張られました。カリンのしっとりとした色合いに清潔感ある白いインテリアが映えます。
現場担当の斉藤もカリンのフローリングは初めてだったようで、その美しさに感動をしていました。在庫品なのだからもっと意識をしてもらいたいですよね。
キッチンの背面には飾り棚とアクセントにタイル張りをしています。O様こだわりの部分の一つです。グレーの目地がまたレトロな感じで良いですね。
同じタイルが2階の洗面にも使われております。
このガラスドアはやはり在庫品のシンプソンの框ドアです。事前にO様から建物のイメージを伺っていたので、これが使える、とご提案したものでした。
眺望の良い2階の部屋はもともとはリビングダイニングでした。絨毯もふかふかで気持ち良いです。
ここはもともとキッチンでしたが、ウォークインクローゼットになりました。どことなくキッチン名残が感じられますか?
工事期間中も担当棟梁の新井大工をはじめ、色々とお気遣いいただきありがとうございました。O様、今後ともよろしくお願いいたします。
その他の画像はこちらでご紹介しています。
お昼過ぎまでお客様宅や役所調査業務、現場確認などを勢力的にまわりまして、15時からは建設労連さんの会議室をお借りして全木協神奈川県協会の事業説明会を行いました。
地域型住宅ブランド化事業は国土交通省事業で、今期で3年目です。地域の林業、製材、流通、設計、大工工務店と共通ルールに基づき生産される長期優良住宅に一定の補助金がお客様に支払われます。
全木協神奈川県協会は前期までかながわ200年の家をつくる会として活動しておりましたが、昨年神奈川県と災害協定を締結したこともあり名称を全木協神奈川県協会と変えて、その中のブランド部会もして動いております。
私も会長から部会長として事業代表を引き続き仰せつかりました。
皆さんからの要望で進化を続けております。そして今期も神奈川県内の採択グループでは最大の事業金を割当てていただきました。本当にありがたいことです。
新しく取り組む工務店さんもやる気がみなぎっております。グループ活動はより活発になりますね。
月曜日は午前中に中野区M邸の地鎮祭が執り行われました。
大通りから住宅街の路地に入った中なのですが、外からは想像できないほど静かでゆとりのある好立地です。周囲の「抜け」があるので風通しも良さそうです。
設計監理はi+i設計事務所さん、現場監督は斉藤になります。
お昼に電車で都内を東へ移動、午後からは山田課長と狩野大工と現地合流して、江戸川区の老舗工務店である大和工務店さんの現場を見学させていただきました。
月に何度もお会いしている大切な工務店仲間です。今回は木造の耐火構造住宅の施工現場を見学させていただきました。
青木工務店でも木造耐火構造住宅が来月には上棟予定で、現場の細かな納まりや施工ノウハウなど先に手掛けている大和工務店さんから学ぶことができました。
鈴木社長、現場の皆様、お忙しい所誠にありがとうございました!
大和市南林間で設計施工工事で進めておりました、賃貸戸建住宅2棟が完成いたしましたので、今週末土曜日に見学会を行います!
日時:2014年7月19日(土)10:00から16:00まで
住所:大和市南林間5-4-21
現場の特徴
・認定長期優良住宅
・地域材の神奈川県産木材を構造と外壁に使用
・耐震等級3(基準法の1.5倍、火災保険地震特約大幅割引)
・省令準耐火構造(火災保険料大幅割引)
・パッシブデザイン(ウィンドキャッチ効果のある窓、袖壁)
・無垢のフローリング(レッドオーク、メープル)
・ロフト
オーナー様は、良質な住宅をお客様に住んでいただきたいというお心遣いでした。注文住宅のような良質の賃貸戸建住宅の新築住宅、もちろんゆとりの駐車場もありますので是非見学後に、実際に住まわれてもいかがでしょうか。