先週ですが、静岡県静岡市で行われた全木協静岡など静岡県4団体主催の木造応急仮設住宅の講習会を見学してまいりました。
静岡県は神奈川県と同様に地震災害リスクの高い県です。県の施設で地震防災センターというところがあり、この前庭で木造応急仮設住宅が建てられることになりました。
施設の中を少し紹介します。
地盤の軟弱さで建物の揺れが違うことを見ることができます。
耐震補強の方法についても展示がされております。
主幹事工務店のサン工房(浜松市)の袴田さんの説明で作業が進んでおりました。
静岡モデルは県の指導で基礎にコンクリートがあり、さらにロフトがあることが面白いですね。でも災害時にこれが実際に建てられるのか少し心配です。実習は木杭で行われました。
さて、神奈川県でもいよいよこの応急仮設講習が1月23日(木)に行われます。くりはま花の国第2駐車場のとなりの公園で、実習は午後からの予定です!私も当日は講師として張り切っております。
「業界活動」カテゴリーアーカイブ
tvk横浜ハウジングプラザで行われた木材利用ポイントのトークライブの模様が神奈川新聞に掲載されていました
一週間前の11月30日の神奈川新聞の特集記事に掲載していただきました。
先日tvk横浜ハウジングプラザで行われた木材利用ポイントのトークライブの模様です。白井貴子さん、本当に良い方でした。
この新聞の掲載を忘れていて買いそびれておりました。 続きを読む tvk横浜ハウジングプラザで行われた木材利用ポイントのトークライブの模様が神奈川新聞に掲載されていました
神奈川県の森を見に行くツアー
昨日は地域型住宅ブランド化事業平成24年25年採択グループ、「かながわ200年の家をつくる会」主催の森林バスツアーが行われました。これは国土交通省の事業で、中小工務店等がグループで集まり、共通ルールつくる長期優良住宅に補助制度が利用できるものです。この制度を利用して工事中となっている海老名市の井口住建さんの現場に先ず見学をさせていただきました。
午後からは厚木の山の森に入りました。普段は車が入ることができない林道を走っていきました。天気は良いのですが、山はやはり寒いです。会社からは私と勉強の為新入社員の藤原、工事中のお客様のY様ご夫妻、S様ご夫妻にもご参加いただきました。
神奈川県森林再生課から江口さんにお越しいただき、神奈川県の山の特徴や自然環境との関係などもレクチャーいただきました。
デモンストレーションで実際に間伐する木を切り倒していただきました。この木は杉です。
切り倒され横になると、その長さに驚かされます。
枝もチェーンソーなどできれいに切り落とします。この後は玉切りといって一定の長さに切りました。
その後は場所を移してフォレスト津久井という市川屋さんの製材所に行きました。
沢山の木材がストックされ、出番を待っております。
乾燥施設ものぞきました。皆さんその大きさに驚いた様子でした。
聞くと見るとでは大違いだったと皆様感想を戴きました。地域の事情や実際に仕事に携わる人の話を聞くことで、木材に対して更に愛着を持っていただければ嬉しいですね。関係者の皆様も日曜のお休みの日にご協力を戴きましてありがとうございました。
tvk撮影
昨日は大和のオークシティーにて、木工コンクールの授賞式が行われましたので覗いて参りました。
自然の木材や木の実などを使って、小学生が自由工作をするコンクールです。入賞者が記念品と表彰賞をやや緊張した面持ちで受け取っておりました。
木工工作では「家」を連想して作品にする小学生が多いようで、木の家に携わる者として嬉しいですね。
こちらも小学校1年生の生徒さんの作品です。将来が楽しみです。
午後からは場所を移して、大和市内で工事中のO邸のテレビ撮影が行われました。木材利用ポイントの推進コーナーで、実際にポイント利用を行う工事現場の事例として紹介されます。工事看板に表記されているので、良くわかりますね。
その後は今年の初めに竣工した相模原市Y邸にて、地域材を利用して建てられた住宅の住まい心地などの感想を撮影するためにY様ご夫妻にご協力を戴きました。ありがたいお言葉をいただき光栄でした。
この模様は、今週29日金曜日、TVKテレビかながわ(デジタル3ch)の12:00から14:00の情報番組「ありがとッ!」内のコーナーにて紹介されます。生放送なので時間は未定とのことです。
JBN全国大会in広島
13日の夕方から昨日まで、広島県に出張で行っておりました。全国の工務店組織、JBNの全国大会です。
初の地方開催であり、気合の入ったイベントです。
JBN工務店で仕事をしている大工さんの技能大会も行われました。大工さんはどの様にして育つか、ご存知ですか?残念ながら大手ハウスメーカーなどは大工さんを直接育てておりません。そのほとんどは中小工務店が育てているのです!
日本地図に、全国の加盟工務店の名前がずらりの並んでおります。
大会には目標を大幅に超える、800人が参加をいたしました。工務店業界はここにあります。これまで流通主導(今でもその様な集まりが沢山ありますが)の工務店の集まりばかりですが、JBNは工務店自らで集まった全国組織なのです。
JBNは長期優良住宅で大きく成長しました。長期優良住宅の産みの親でもある、福田康夫元総理大臣をお招きして、基調講演も行われました。
余興には、私も応援している大阪の女性デュオ「想ワレ」ちゃんが登場しました。JBNの工務店の唄「おかえりなさい」を初披露してくれました。暖かな家づくり、家まもりを感じられる素敵な唄でした。次世代の会の皆で肩を組んで唄いました(私は一番左です)。
翌日最終日は午前中いっぱい勉強です。JBNの委員会がそれぞれ5つの分科会「地域の連携とブランド」「環境」「既存改修」「大型木造」「住宅既存流通」に分かれて同時に行われました。会場の工務店さんからは「どれも聴きたいのにどうして同時にするんだ!」と怒る人もおりました。実践から生まれる勉強会は生々しく、そして皆が参考になることばかりなのです。私はこの第五分科会のパネラーとして壇上に上がりました(案内文が間違っておりました。物流ではなく、流通です)
全国に750万戸あるといわれている空家を流通させる。国の新たな、大きなテーマを地域工務店としてどう対応していくか。私も今年様々な見学や知識を得て、答えは地域によって違うものと確信しております。ますますやる気が出て参りました。
実は来年、この全国大会はホーム横浜開催予定なのです。
木材利用ポイントトークライブ
平沼橋近くの住宅総合展示場、tvk横浜ハウジングプラザにて行われた木材利用ポイントのトークイベントに、出席させていただきました。
普段から国産材、神奈川県産木材を利用して家づくりをしている造り手の代表です。
住宅展示場にはあまり脚を踏み入れる機会は無いのですが、久しぶりに来てみるといろいろ参考になります。早目に到着して色々と見廻りました。
トークイベントには、神奈川県出身のアーティスト白井貴子さん、林野庁の木材利用課長の阿部さんと私3名で行なわれました。
屋外にて行われる予定でしたが天候不安もあり、急遽屋内での実施となりました。それでも多くの方にご参加いただきました。ありがとうございます。
トークイベントは和やかな雰囲気で成功しました。どうして白井貴子さんは環境意識が高まったのか舞台裏で私が質問していたこともトーク上でお答えいただきました。花粉症からですって。本当に気さくな方でした。伊豆に山林を購入していて、いずれその木で家を建てる計画と、目を輝かせてお話下さいました。
白井貴子さんのミニライブの後、CDをいただきました。全国植樹祭の歌や神奈川県内の校歌、被災地陸前高田の盆踊りの歌など多様な音楽活動をされています。
この模様は15日金曜日12時から14時のtvkの情報番組内でも紹介されるそうです。是非見て下さいね。
スマートホームプロジェクト紹介ビデオ
窓フォーラム2013
昨日は東京国際フォーラムにて行われた窓フォーラム2013に参加をしてまいりました。窓サッシメーカーのYKKAPのイベントです。
世界の窓は樹脂製サッシが主流となっているなか、日本はアルミ製が主流でガラパゴス化しています。アルミと樹脂とでは熱伝導率は100倍違うので、窓の断熱性能の差はいうまでもありません。
世界のスタンダードに先ずは追いつけと、APW330という樹脂製サッシ商品を全面に売り出しております。
そんな中で、青木工務店の建てる家のほとんどは準防火地域という都市計画区域で、この樹脂製サッシはほとんど使う事ができません。悔しいですね。
JBN次世代の会の仲間の顔も多く見かけました。YKKAPの現社長、堀さんとも名刺交換をさせて戴きました。堀さんはメーカーに徹して消費者に喜ばれる商品を手掛けていく、という方針を掲げております。青木工務店ではYKKAPのサッシが標準的に使用しておりますが、その最大の理由は外壁面のサッシの出幅寸法が他のメーカーより少し大きく、それが窓廻りの雨仕舞いにとても良い事です。この差は10年後20年後に大きな差となります。今後ももっともっと良いものを作って欲しいですね。
神奈川200年の家をつくる会②
住まいのコンシェルジュ 第265回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「神奈川200年の家をつくる会②」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は「大工道具①」についてお話いたします。大工さんの使う道具を手道具から電動工具まで少しだけ紹介いたします。次回もお楽しみに。
かながわ200年の家をつくる会①
住まいのコンシェルジュ 第264回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「かながわ200年の家をつくる会①」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回も引き続き、「かながわ200年の家をつくる会②」についてお話しいたします。次回もお楽しみに!
かながわ200年の家をつくる会8月全体会議
国土交通省の事業で、平成25年度地域型住宅ブランド化事業の採択グループ発表があり、今年度もかながわ200年の家をつくる会は事業採択をいただきました。今年度も私はこのグループの会長を仰せつかっております。
前年度は神奈川県内採択グループで一番の実績を残すことができました。その実績があったので、今年度も神奈川県内の採択グループでは最大数の補助額をいただくことができました。大切な公費です。グループの活動が文字通りブランド化に結びつくように、実践的な活動を続けてまいります。
会のホームページも事業採択に合わせてリニューアル準備です。グループメンバー工務店に工事を依頼し、長期優良住宅を建設する場合には、最大で100万円の補助金をお客様は手にすることができます。もちろん、木材利用ポイントも併用できます。かながわ200年の家をつくる会の工務店にご注目ください!
平成25年度地域型住宅ブランド化事業に採択されました
私がグループ会長を務めている、JBNと全建総連で構成した神奈川県のグループ、「かながわ200年の家をつくる会」が今期も国土交通省事業である地域型住宅ブランド化事業に採択いただきました!
前年度の実績が認められ(たと思います)、神奈川県を拠点とするグループでは最大の採択棟数をいただくことができました。これでやっとグループメンバーに良い報告ができます。少しほっとしました。
さて、ここからが本番です。グループ皆が寄りよい地域型住宅がお客様にご提供できるように、しっかりと整備をして体制をより充実させて参りたいと思います。