先週の土曜日は午後から浦安に移動。東京中央木材市場さんの記念市を覗きに行ってまいりました。
一年で一番大きな市ということもあって、多くの人が集まっておりました。
セリの雰囲気は独特で、自然と高揚感が出てきます。 続きを読む 東京中央木材市場第32回記念市
先週の土曜日は午後から浦安に移動。東京中央木材市場さんの記念市を覗きに行ってまいりました。
一年で一番大きな市ということもあって、多くの人が集まっておりました。
セリの雰囲気は独特で、自然と高揚感が出てきます。 続きを読む 東京中央木材市場第32回記念市
七夕です!お子様のいる家庭では短冊に願い事を書かれたと思いますが、大人になるとなかなかやらなくなってしまいますね。
写真は座間神社さんで先月30日に行われた大祓の茅の輪の写真です。この度、輪を取り付けるフレームを作成致しました。
私が好きな吉野の製材所で、コツコツとストックしている和室用のヒノキ材の柱を贅沢に使用しました。 続きを読む 座間神社さん夏の大祓
先週は建具メーカーで取引先である阿部興業さんの展示会に、新宿本社ショールームに初めて訪れました。
阿部工業さんは見慣れていた緑色の会社のロゴマークから新しいものへを変えています。なんとなく建具に見えて、阿部のAもあり、とても良いロゴですね。
建具の流行はマンションから戸建てに流れていく傾向があります。こちらは最新のすっきり形建具です。 続きを読む 阿部興業新宿本店SR
先週は緑区T邸の床下調査などを行っておりました。
T邸は築40年ほどの大きな住宅です。この度大規模に手を入れて、耐震化、水廻り一新、内外装一新、軽量化、高耐久化、間取り変更等を行う骨組みだけ残すスケルトンリフォームとなります。大きな敷地ですが、一部盛り土がなされており、その経年の影響で基礎(無筋)部分に大きな亀裂が生じていることもありしっかりと補強を行う必要もあります。
大まかに間取りやご要望等が固まったところで、既存に関係する部分をより明確化するために床下をくまなく確認していきます。
普段から耐震診断や改修工事を多く手掛けているので、現場調査などはうちの大工は手慣れたものです。 続きを読む 緑区T邸床下確認
今年も恒例の青木工務店合同研修会&安全大会が木曜日に行なわれました。
安全衛生報告と注意喚起、ISO9001に規定した協力業者さんとの基本契約調印式と盛りだくさんなのですが、1番大事な事は賀詞交換会とこの合同研修会が皆で一斉に集まる年に2回の貴重な機会である事です。
今年の基調講演には、不動産仲介会社のリニュアル仲介の西生さんにお願いしました。2月に宅建協会の講習で西生さんの話を聴いていて私がモヤモヤと考えていたことをズバッと話されていて、青木工務店の皆にも聴かせたいと思っていたのが実現しました。西生さんは4年前のJBNのワーキングで知り合った方です。
住宅の資産価値について、皆で沢山の気づきがあったと思います。反響が嬉しく、西生さんに頼んで改めて良かったです。お忙しい所ありがとうございました!
最後は恒例の集合写真。今年の優良表彰は社員からは建具の村木健ちゃん、棟梁は肥後ちゃん、協力業者さんはサッシの住心さんでした。
協力業者の中でも少しずつ進んでいる世代交代。お父さんの世代から息子さんの世代へ。私よりも一回り以上若い世代となってまたこの先も一緒に切磋琢磨できる関係が有難いことです。皆で本当の資産価値を念頭に、現場で技術を落とし込んでいきましょう!
ちょうど1週間前ですが、都内でまる1日の講習を受講しておりました(ブログネタがタイムリー出ないのはそれだけ色々動いている証拠ですね)。
既存住宅状況調査技術者。法令の改正に伴い、告示で規定された、いわば公式のインスペクター資格と言えると思います。
実は、既存住宅現況調査技術者という資格もありまして、これは本講習のスタートで廃止になります。受講要件も建築施工管理技士ではダメになり、建築士のみとなりました。
私は「現況」から「状況」への切り替え講習。変わった点を中心に解説に耳を傾けました。また、既存住宅瑕疵担保責任保険の付保のための調査は一部上乗せとなり、また内容は瑕疵担保責任保険法人毎に違うので今後はそのすり合わせも必要になりますね。青木工務店では住宅保証機構とJIOとなります。どちらがより良い運用になるのか、夏には保険法人の対応も見えてくると思いますので確認します。
それにしても、テキストの間違いが多かったのには参りました。修正版を改めてもらいたいぐらいです。それだけ慌てて作成されたのでしょう。
JBNでもお世話になっている工務店仲間の大和工務店さんが元請として工事を進めている、代々木公園内の木造こども園の木工事を今月まで青木工務店の大工3名がお手伝いさせていただいてます。先月暮れに上棟しました。
工程はすこぶる順調で、早々に屋根下地まで完了しました。 続きを読む 代々木公園内の木造こども園
駐車場の車ガードで設置したこの木材は青木工務店のデッキ材や、国産材指定が無い場合の土台材であるオーストラリアサイプレスです。ハードサイプレスと呼ばれたり、住宅金融支援機構の仕様書ではサイプレスパイン(パイン=マツですが、この木はヒノキ科です)と書かれている木材です。
土やアスファルトにこの様に直接埋め込んで10年。一般的な外部用塗料を最初に塗っただけで防腐処理などしておりません。でも根元までまだまだガッチリとしています。本当に耐久性の高い木材です。日本では耐久性の高い分類の木材であるヒノキでもこの様に使ったら5年も持たないのではと思います。マツやツガならば1年でしょうか。
そして!森林認証のFSC材でもあります!青木工務店のこだわりの一つです。
ゴールデンウィーク前のバタバタでございます。
そんな中でも本業となる工務店の仕事とは別に、業界の活動をしているのですが、その中では当然に常に仕事へのフィードバックが頭にあります。
色々な場面に顔を出していると見識も広がり、人にお会いした分だけまた違った考え方や見方があるので、また一つ成長できたと実感することが楽しいものです。 続きを読む 仕事の醍醐味
i+i設計事務所主宰の飯塚さんの新刊が届きました!その名も「新米建築士の教科書」です。実務に明るい飯塚さんが、「建築家」とせず「建築士」とタイトルにした事は、仕事としての設計者を意識してのことでしょうか(考えすぎかな)。本の中には、青木工務店で施工した現場が多く掲載されております。それぞれ思い出深いのですが、こうやって本として出版されると体系的に飯塚さんの設計に対する考え方などが詰まっているので新たな気づきも多いです。これから私もしっかりと読みつつ、社員や大工にも読んでもらって勉強したいと思います。
ブログの追記です。
読み終えての感想ですが、工務店に所属する建築士にもぜひおすすめな本です。
設計業務という仕事の範囲だけではなく、仕事に取り組む姿勢、お客様への対応、文書管理、データ管理といった基本的な部分も実例とともに紹介されております。
一方で、飯塚さんの著書「間取りの方程式」のように設計者としてよい家を作るためのポイントも網羅。法政大学の講師の経験がこの本の構成に大きく関与しているのではと感じました。