町田市Y邸構造見学会!

今週末土曜日はお客様のご厚意で施工中の現場見学となる構造見学会を開催させていただく事となりました!

開催日時:2023年7月8日(土)10:00-16:00まで

予約制となっておりますので、見学希望の方は本社にお問い合わせください。

ご希望の時間帯と詳しい住所などをご連絡いたします。

Y邸は東西がシンメトリーとなる安定的な切妻の外観の建物です。

黒く見える外壁は焼杉板を使っております。

外部は通気工法やその他耐久性向上とランニングコスト低減のための青木工務店ならではの工夫がなされております。 続きを読む 町田市Y邸構造見学会!

セルフリノベにイケアハック(IKEA HACK)?

番匠木工に「イケアの『IKEAの大型ミラー・トフトビーンTOFTBYN』ミラーを引戸に改造したい」という少々変わったご相談が寄せられました。

川崎市のK邸は築45年のいわゆるビンテージマンションで「同タイプの住居は同様に洗面所に扉がない仕様」だそうです。

K様から「他の住民の参考になると思うので是非に」と許可を頂いたので、完成に至るまでのプロセスをご紹介したいと思います。

市販のドアと大型ミラーの合体を計画

  1. 来客時に気になるのと、冬場の早朝は冷えるので「洗面所の入口にドアを付けて欲しい」と家族から言われている
  2. 「洗面所の対面にIKEAのトフトビーン(TOFTBYN )という大型のミラーを立てかけているが、大きい分納まりが悪く圧迫感があるで何とかしたい」
  3. 「市販のドアにIKEAのミラーを取り付けられれば一石二鳥になる事を思いついたが、嵩張り過ぎるのと重量が耐えられるのか心配で躊躇している」

ご夫妻ともに青木工務店が施工した物件をご覧になっていて「フラッシュドアをイメージしている」との事。

番匠木工のフラッシュドアとIKEAの大型ミラー・トフトビーンTOFTBYN(75cmx165cm)をどのように組み合わせるのか?

IKEAの大型ミラー・トフトビーンTOFTBYNの再利用ついては「実物を詳しく診ての判断」という事でご了承頂き、今回はヒアリングと現状調査を兼ねてK邸をご訪問させて頂きました。

ご夫妻ともに「スクラップアンドビルド(scrap and build)より、既存のモノに手を入れて長く使い続ける方を好む」と日頃からSDGsを心がけていらっしゃるそうです。

リビングの壁にはフィルムカメラのコレクションや日本刀などが所狭しと展示されていて、古いものを大事にされているご様子が伺えました。

ご主人は「DIYしようと思っていたが、思うように時間が作れず、安全面で未知数な部分もあるので」とご自身でもDIYの構想を練っていたご様子でした。

セルフリノベーション

「素人のDIY好き」とご謙遜されていましたが、プロ仕様の電動工具を複数所有されていて、写真のリビングも元々は畳敷きの和室だったそうですが、奥様とお二人で床下収納付きの洋室にリノベーションされたそうです。

イケアハック?

「インターネットでIKEA製品を積極的にリメイクして利用する人たちが投稿するIKEAのファンサイト(ikeahackers.net)がある」

「海外の人でIKEAのミラーを使った引戸の事例がある」とパソコン画面でいくつかご紹介頂きました。

IKEAファンの間で「イケアハック」は普通の事らしいですが、K邸でもIKEAのキッチンカウンターを収納付きのダイニングテーブルに改造されていました。

完成イメージが掴めずDIYを断念

当初ご主人は、インターネットなどで紹介事例が多い「バーンドア※」というアメリカの納屋や倉庫で使われていたスタイルの引戸をイメージされていたそうですが、奥様は無骨な仕上げと遊びに来たお孫さんたちが手を挟んだら大変だからと難色を示していたそうです。※英語のbarn(納屋)の意味でスチールのレール・ローラーがむき出しになっているドアの事をbarn door(バーンドア)と言うそうです。

「IKEAのTOFTBYNは75㎝x165cmと大型で重量も約16㎏ある。厚さも50㎜なので嵩張り過ぎて市販のドアにそのまま貼り付ける訳にはいかず結局数年放置してしまった」「妻の同意を得られず制作に踏み切れなかった」と笑っていらっしゃいました。

「プロに委ねた方が良い」と番匠木工に期待されているようです。

アウトセット金具が取り付け可能かどうか壁面の構造をチェックし、IKEAのトフトビーンTOFTBYNは一旦お預かりをする事にして作業所に持ち帰りました。

次回は「IKEAのTOFTBYNを再利用した引戸の制作準備」をご紹介致します。

番匠木工では様々な建具や家具などを制作しています

>>>番匠木工の建具・造作例

「こんな収納が欲しい」「あったら便利だと思う」など、K様のようなご要望がありましたらお気軽にご相談下さい。

7月からの電気料金

明日から7月です。

全国的に電気料金の値上げがスタートしますが、皆様の地域はいかがでしょうか。

我が家も東京電力エナジーパートナーから新たな電気料金表が届いております。

半年前に届いた案内文から政治的な介入で経済産業省が動き値上げ幅を調整していました。

我が家の契約は東京電力グループが替えさせて仕方のない(笑)「電化上手」という契約です。

発電の状況が変わって電力会社にとって儲けが少ないタイプなのですが、とても割安だった深夜電気料金が他の時間帯と比較してとても大きく値上げ(1kWhあたり3円強、10%以上の値上げ)しています。

この建物の新築時、契約をした頃の料金を引っ張り出してみました。

この頃は東日本大震災の前で一定数の原子力発電所が稼働しておりました。 続きを読む 7月からの電気料金

令和元年東日本台風からの復興

長野県に行った時には2019年の豪雨災害で千曲川の決壊にともなう甚大な被害を受けた長沼地区にも廻りました。

かつての住宅も多くが撤去され家はまばらになった中で中央エリアには復興に向けた大きな看板がありました。

4年近く経過して町がどの様になっているのか視察です。

被災後に建て替えをされたと思われる住宅です。

周囲より地盤を高くして再度の被災対策が施されておりました。 続きを読む 令和元年東日本台風からの復興

かなきょう総会!

月曜日は会長を務めている一般社団法人神奈川県木造住宅協会(かなきょう)の定期総会が行われました。

私にとっても会長として3回目の定期総会です。

かなきょうも歴史は33年。

設立時はほとんど活動の無い中で名義だけ父が会長となっていましたが、JBNの設立準備から横須賀の長森さんが会長になり活動を本格化、戸塚の山田さんがバトンを受け、そして現在私がバトンを受け継いでおります。

次の会長にバトンを繋ぐ様に、法改正など荒波に備えた足固めを進めております。

かなきょうも会員は増え続けており、総会も忙しい中で多くの方に会場参加いただきました。

かなきょうは昨年11月に神奈川県と神奈川県森林組合連合会と3者による木材利用促進協定を締結しております。

今期はそれをより実行性のあるものに 続きを読む かなきょう総会!

神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」