先月28日に、国交省からインスペクションなど基礎的な要件を備えた、既存住宅流通における住宅の識別がされた住宅の名称が決まりました。
その名は「安心R住宅」
リユースやリフォーム、リノベーションなどのRということです。
安心R住宅はインスペクションの他、履歴情報、新耐震基準も必須となります。そこまできたら、中古売買瑕疵保険まであと一歩ですね。事業者団体(一般社団法人)の登録制度を行い、それぞれがしっかりとルールを定め、国交省の認定マークを付けて行くようです。
これまで青木工務店が準備していたことがそのまま制度に乗っかりそうです。JBNも直ぐに専門委員会等を設置して、登録団体として動き出すでしょう。これから既存住宅の差別化がなされて、住まい手が安物買いの銭失いとならないように安心して既存住宅を購入できる目安がようやく定まりそうです!良質な住宅をしっかりとメンテナンスして、住み継がれる日本の住宅に変わっていきます!
土曜日は午後から電車移動。大田区F邸の設計委託契約の締結を行いました。
F様とは数年前にお会いしておりましたが、昨年の暮れからプロジェクトが本格的に始まりました。青木工務店の施工現場等を見学していただいて、選んでいただけたこと誠にありがとうございます。
F邸は地域材利用の長期優良住宅、JTI(移住住み替え支援機構)のマイホーム借り上げ制度がいつでも使える適合住宅を省令準耐火構造で仕上げて参ります。
写真は太陽の位置がわかるアプリです。太陽高度が一番低い、冬至のこの数時間の太陽は取り入れられるように計画を考えておりました。
今年の青木工務店はなぜか都内が多いような気がします(笑)。F様、引き続きよろしくお願いいたします。
昨日は座間神社さんで行われているひな祭りイベントに行って参りました。境内まで上がる長い階段を利用した雛飾りです。これだけ多いと、すごい迫力です。お祓いなどで奉納されるひな人形をリユースしたこの計画を伺った時に、私は鳥肌が立ったことを思い出します。
お金をかけるだけのイベントではないこと、お炊き上げされるだけよりも新たな役割を人形たちが与えられたことに、座間神社さんの高い理念を感じました。感銘したことで青木工務店ではひな壇用の赤い布でお手伝いさせていただきました。
上から眺めても、これはまたすごい迫力です。階段はこの時だけは一方通行で、皆さん登りながら眺めておりました。 続きを読む 大階段の大きな雛飾り →
先週の金曜日は朝から神奈川県民ホールにて、震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会に参加をしておりました。
テキストを持っている方は持参下さいと事務局さんからの案内があったので持って来たら、改定されておりました、、、。重いです。
前回は2011年7月に受講していたのでもう6年前なのですね。東日本大震災直後でした。
今回はテキストが構造別に3冊に分かれ、鉄筋コンクリート、鉄骨、木造となっております。
前回のテキストです。本書と別冊となっておりました。それでもそれなりの厚みがあったのです。 続きを読む 震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会 →
日曜日は大和市T邸の地鎮祭が執り行なわれました。青空が気持ち良いです。
T邸は地域材を構造材、外壁材に使用した長期優良住宅です。そして、昨年から準備をしていた今後の青木工務店の家の標準スペックを想定した高性能住宅でもあります。新しい設計ソフトをフル活用!
でも、あくまで数値を前に出さず、気持ち良い空間と暮らしやすく愛着が湧く住まいです。ビルマチークのフローリングも使用予定です(もちろん国産材ではないです笑笑)。
大切に創り、お引渡ししたいと思います。T様、引き続きよろしくお願いします!
火曜日は馬車道近くの神奈川県宅地建物取引業協会の本部へ行っておりました。
一昨年の12月に自宅を引越しておりましたが、宅地建物取引士の登録住所変更を済ませていなかった事がわかり、その手続きです。大和に同支部があるのですが、この手続きは本部でなければならないそうです。
最近の移動は電車が多いので、関内駅から馬車道を通るコースで。 続きを読む 横浜の馬車道 →
土曜日は茅ヶ崎市K邸の完成現場見学会を行いました。少しご紹介します。
神奈川県産木材の土台と柱に外壁に使用し、その他の仕上げ材にも杉など国産木材をふんだんに使用した住宅です!もちろん、長期優良住宅、省令準耐火構造でもあります。
敷地の形状は台形で、高さも西に下るので普通に建てると埋もれたようになりやすく室内からはあまり良い景色を切り取れません。 続きを読む 茅ヶ崎市K邸お引渡し →
昨日までの3日間、上和田中学校2年生の生徒さん4名の職場体験を受け入れておりました。
この活動も始めてから何年経つでしょうか。最初の生徒さんはもう良い青年になっているのでしょうね(笑)
今回も現場を見に行ったり、見学会のポスティングを手伝っていただいたりと工務店らしくバリエーション豊かな業務をお手伝いいただきました。
そして、模型を作ろうということになり、前の日に積算の為の仕上げ材の数量拾いで眺めていた図面の住宅の模型を作製にすることにしました。
図面を良く見ていたおかげなのか、思いのほか早く作業が進んでおりました。カッターなど刃物に気を付けながら上手に切り取っておりました。実際のこの建物も機会があればぜひ見に来てほしいと思います。
物づくりの仕事の楽しさが少しでも伝われば嬉しいですね。
3日間、皆さん揃って休み無く元気に体験を終えました。お疲れ様でした!
開催日時:2017年2月4日(土)10:00から16:00まで
K邸は神奈川県産木材や国産材をふんだんに使用した長期優良住宅となっております。
もちろん、耐震性や省エネルギー性も高水準を維持しながら、開放的な空間を実現しました。
敷地形状の特徴を活かしながら設計にも配慮しております。是非ご覧ください。
お問い合わせは046-261-0164までお願いいたします!
とあるコンビニで撮影した写真です。カウンター下に手洗いがありますが、カウンター上にドーナツを置くケースがあるので実際に手を洗うには使いにくそうです。普通に考えると不思議ですよね。ではどうしてこのような所に手洗いがあるのでしょうか。
ここからは想像ですが、恐らく保健所の規定で一定のサイズ以上の手洗いを設置する必要があり、配管や店舗内のレイアウトの関係からここに収まったのだと思います。実際はほとんど使わなくても基準を守るため、とある割り切りで。
工務店の店主として、このような事が苦手な事だったりします。勿体無いので意味のあるものにしたい。意味のないものなら基準がおかしいのではないか、と。金儲けは法律のグレーゾーンに勝機があるという方もいますが、まっとうな商売が成り立たない方がどうなのかと。と、色々と考えながら真面目にやっていきます!
水曜日は関内の建設会館にて、設計者向け省エネ講習の講師をしておりました。
昨年4月から建築は省エネ法から離れて建築物省エネ法となり、それと同時に住宅の省エネ基準は平成25年基準(省エネ法の範囲)から少しリニューアルされて平成28年基準(建築物省エネ法)となりました。このカテゴリーは最近勉強したよ、という人も平成25年基準という場合もあります。現在は移行期間で平成25年基準でも平成28年基準でも良いのですが、今年の4月からは平成25年基準は使えません!
とまあ、バタバタの省エネ基準ですが実際に建てられる住宅の省エネ性能はあまり変わりません。省エネ基準よりもどれだけアドバンテージがある住宅を提供するか、それを機械設備ばかりに頼らずに自然エネルギーや
住宅の断熱性能で実現できるか、断熱性能ばかりでなく耐久性やメンテナンス性も考えてバランスの良い住宅とするか、設計者の腕の見せどころです。そして省エネ活動のできる住宅で住まい手の皆様に実現していただくように説明をする事がとても大切な事だと何時も思っております。
設計者でさえまだまだこの分野は知らない方が多いです。しっかりとした知識でより良い住宅を建てて行きましょう!
水曜日は午後から、横浜銀行主催の会で向島にあるSEIKOミュージアムに行っておりました。
SEIKOは服部金太郎さんが時計販売で会社を興して今年で135年 続きを読む SEIKOミュージアム →
神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」