月曜日は大黒埠頭近くにあるハウスプラスさんのHFP試験センターにて防耐火試験に立ち会いました。
これまで色々な試験場に立ち合いましたが、こちらは初めてです。
今回の試験は、昨年に続いてJBN中大規模木造委員会で開発している木造ロ準耐火1号の試験です。 続きを読む ハウスプラスの燃焼試験場
月曜日は大黒埠頭近くにあるハウスプラスさんのHFP試験センターにて防耐火試験に立ち会いました。
これまで色々な試験場に立ち合いましたが、こちらは初めてです。
今回の試験は、昨年に続いてJBN中大規模木造委員会で開発している木造ロ準耐火1号の試験です。 続きを読む ハウスプラスの燃焼試験場
先週の火曜日は朝の仕事を終えたあと、新宿へ。
桜設計集団さんの事務所にてJBN木造ロ準耐火1号の打合せを行いました。
事務所と住宅の2つのモデルプランを依頼しているアイプラスアイ設計事務所の飯塚さん、防耐火的視点で試験やアドバイスをいただいている桜設計集団の安井さん、構造的視点で力学的ポイントや計算をしていただいているKAPの萩生田さんとそれぞれの専門分野が発揮されJBN木造ロ準耐火1号は生まれます。 続きを読む 木造ロ準耐火1号
先週金曜日は午後から八重洲へ。
JBNの理事会と委員長会議に出席しました。
先月大阪で行われた全国交流会の総括と今後の全国大会、全国交流会の在り方など検討事項としてあがりました。 続きを読む JBN理事会と委員長会議
今週火曜日の午前はJBN中大規模木造委員会主催で行われる、設計プランナー・大工向けの計算をしない許容応力度計算講習のSWGを行いました。
全国8都市(東京、仙台、富山、名古屋、大阪、広島、愛媛、福岡、ウェブ)で、中大規模木造建築事例集Vre.2の発表と併せて行われます。
150ページ近いオリジナルテキストを木構造の第一人者でこれまでも様々な本を執筆されてきた細田工務店の斉藤さんが作成してくださいました。 続きを読む これからの木造の構造
JBN全国交流会の2日目はJBN全国交流会分科会です。
JBNの各委員の成果報告などを行う場で、父もアメリカのNAHBを模してJBNにも取り入れた取り組みです。
3つの時間帯に6つの分科会が行われました。
1限目は中大規模木造委員会と既存改修委員会で私は中大規模木造委員会に運営側で参加しました。
普段の仕事からお世話になっているアイプラスアイ設計事務所の飯塚さんにはJBNの事業でも一緒させていただいています。
JBNで開発している木造ロ準耐火1号建築物のモデルプランと 続きを読む JBN全国交流会2023分科会
先週は26日27日と2日間JBN全国交流会で大阪に行っておりました。
JBNは毎年全国の会員が集まる全国交流会と、5年ごとには来賓をお招きして開催する全国大会が行われます。
新幹線でお仕事をしているとあっという間に新大阪に到着。
仲間と駅で合流後は早速お好み焼きをいただきました。
会場はグランキューブ大阪です。
広大な会場に500名の会員が集まりました。 続きを読む JBN全国交流会in大阪2023
先週木曜日の夕方は国交省からJBN向けに改正建築物省エネ法施行にあたる省エネ適合判定の運用について説明を受けました。
ブログアップ時点ではすでに国交省から公開されておりますので、公開直前の関係団体への最終確認の意味合いです。
こうしてJBNもヒアリング対象となれた事はありがたいと思いつつ、中小地域工務店のヒアリング対象はJBN他限られていますので言わなければならない事はしっかりお伝えします。
建築基準法改正に伴う確認申請審査手続きもそうですが、簡単なチェックで要件を満たした場合は変更手続き簡便に、詳細な計算ルートでチェックした場合は計画変更など手のかかる手続きに、という整理でした。
しかし先に省エネ基準適合要件化していたフラット35が計算ルート申請が予想より多かったのでそのあたりの体制整備を強く要請しました。
引き続き動向を見守っていきたいと思います。
2日目のランチはここ。
ハウジングトリビーンさんの非住宅木造建築の雑誌「木と建築」vol.2の表紙を飾った建物です!
どうですが、この窓からの景色!
高台から見下ろす景色は北海道でもなかなか無いようです。 続きを読む 北海道視察②午後
2日目の午前は札幌の隣、岩見沢市の武部建設さんを訪れました。
武部さんの会社を訪れるのは今回で4回目。
前回は10年以上前でした。
古民家再生に力を入れている武部さん。
開拓民が持ち込んだ古家を解体して使える材を引き取ってストックしています。 続きを読む 北海道視察②(JBN中大規模木造委員会)
初日は当麻町から札幌まで2時間あまりのバス移動。
札幌では当麻町役場の構造設計者の山脇克彦建築設計事務所さんの事務所を見学させていただきました。
ピロティ状に浮いた木造建築が事務所、右に見えるのは自宅で渡り廊下で繋がっておりました。
構造模型ではこちら。
4本の支柱に大きく跳ね出した床スラブ。
見るからに不安定な様子で心配です。
しかも別棟の自宅と渡り廊下で繋がり接続部がいかにも不安ですが、、、。
そこは構造専門の山脇さん。
なんとも軽い口調で構造の解説をしていただきました。
支柱は厚さ19ミリの鋼管杭です。
CLTで受けてLVLのスラブに固定されております。
固定は図太いパネリード。
言うが簡単ですが、杭の施工精度は驚異的ですよ。
屋根を支えるのは樹状トラス。
オブジェの様に見せる為1番下はダミーとの事です。遊び心ですね!
これだけ跳ね出す床スラブは大抵歩くとビョンビョンするものですが、床合成と壁と屋根で箱状に持たせているのでコンクリートスラブの様な剛性でした。
鉄鋼以上ですよ。
まさに驚異的!
窓の組子も試験では3倍程度の耐力壁との事でした。
ルート2での計算で建築確認をおろしたそうです。
素晴らしいスキルで言葉が出ませんでした。
御自宅のポーチ屋根も遊び心満載です。
この部分では担当のベテラン棟梁が施工された様でした。
木造の可能性が広がる見学となりました。
ありがとうございました!
今週は火曜日より2日間、JBN中大規模木造委員会にて北海道へ視察に行っておりました。
暑い関東を離れ、北海道はすっかり秋の気候。
地元の工務店さんからは北海道もようやく過ごしやすくなったと例年よりも秋の訪れが遅かったと話されておりました。 続きを読む 北海道視察①(JBN中大規模木造委員会)
先週木曜日はお昼を挟み、午前中は住団連建築規制合理化委員会WG、午後は同壁量検討会がありJBNとしてWEB参加をしておりました。
午前中の国交省からの資料と企画推進官の説明では先月までの方針にまた変化があった模様。
法改正により大量の既存不適格建築物を生み出すことは社会的な影響が大きい事を考慮した内容に落ち着きそうです。
7月から8月にかけて要請のあった資料の検討結果なのだと思います。 続きを読む 木造建築の壁量と柱の小径と基礎