「板壁の燃焼実験」カテゴリーアーカイブ

JBN板張り準耐火構造講習会

お待たせ!となりましたJBN防耐火委員会の成果物、板張準耐火構造の大臣認定講習会が行われました。私は委員長として最初のご挨拶を行いました。

試験からずっと何から何まですっかりお世話になりました桜設計集団の安井先生に講習の講師もお願いしました。 続きを読む JBN板張り準耐火構造講習会

JBNの杉板準耐火構造が記事になりました

先日、日経のライターの松浦さんから取材を受けましたJBNの杉板準耐火構造が日経アーキテクチャーの記事になりました。

この3年間の成果がこうやってお披露目できることを関係者の皆様に感謝申し上げます。

時間がかかってしまいましたが、今月末の講習会を皮切りに、全国で講習会をスタートします。是非沢山利用して、木のあふれる街並みを作っていきましょう!

桜設計集団さんの「秘密基地」

日曜日は午後から八ヶ岳方面でも長野県入り。富士見町にある、桜設計集団さんの「秘密基地」で行われた勉強会に参加いたしました。桜設計集団を主宰している安井さんは防耐火の第一人者で、私もこれまで多くの講演を聴講しました。また、JBN防耐火委員会でも大変お世話になっております。

最近力を入れている、焼杉の板が秘密基地に張られております。

秘密基地は様々なアイディアの宝庫です。まずは太陽熱給湯。 続きを読む 桜設計集団さんの「秘密基地」

木板張り準耐火構造大臣認定取得!!

連休に入る直前ですが、ようやく大臣認定がおりました!

私がJBNの防耐火委員会の委員長としての活動の成果です。嬉しいです!

板張りでの外壁や間仕切り壁の45分、60分の準耐火構造となっております。特徴は、特殊な素材や材料を使っていないこと。薬剤など特殊処理をせずに材料の品質と張り方、施工方法で石膏ボードを除いて全て木質系の材料で構成されます。

板が燃え残っていても剥がれ落ちてはダメなので、しっかりと釘で止め付ける必要があります。

木は燃えるから火に弱いと言われ続けておりますが、様々な検証でしっかりと耐火性能があることが立証されているのです。青木工務店でも早速色々な現場に使われます!

建物の外壁に安全な形で木板がまた使われるようになって、街並みが変わっていけば嬉しいですね。

総厚54mmのスギ板壁の燃焼実験

2006年10月19日に当時弊社会長の青木が会長をしておりました全建連で行った落とし込み板壁(総厚54mmのスギ板の壁)の技術開発時の実験映像です。(一社)JBN・全国工務店協会では室内外の木材利用を更に促進するために、防火・準耐火構造の大臣認定取得を目標に新しい実験を続けております。

木造建築の火事への不安? を心配される方も多いのですが、火事は発生してから燃え広がるまでは内装材や家具類が燃えるので「木造」「鉄骨造」「RC造」など構造の種類を問うものではありません。

構造躯体が可燃物である木造の軸組部分までに火事を食い止められれば安全性に代わりは無く、むしろ燃焼中に構造耐力が一気に減少してしまう鉄骨造よりも安全という消防士の方もおります。


– 動画解説 –
燃焼炉から試験体を外した時の映像をご覧戴ければ判る様に、片方では板が物凄い勢いで燃えていても、実験中の裏面では人が近づいても安全な温度となっている事が水分を含む材料である木材の燃焼時の特徴です(実験初期段階の白い煙は水蒸気です)

裏面温度が上昇してしまう一般的な材料では燃え抜ける前に裏面から火災が発生する恐れがありますが、木材は裏面温度が上がらないので燃え抜けるまで安全に避難ができます。

そして、木材の燃焼速度は1㎜/秒程度なので、30㎜厚の板材を外壁に使用すれば30分は安全に避難できると考えらえます。

※この映像で実験開始から右上部に煙が噴出しているのは板材の節部分の処理が不十分であった為と考えられます。